モンテッソーリ流、どの年齢にも共通する子育てのお悩み解決法！？

ついに大学院の夏学期もあと2週間で終了。

前半はリサーチのクラス、後半は発達心理学のクラスという必修科目でした。

発達心理学のクラスでは以下のような区分で年齢が分かれており、それぞれ身体的発達、知的な発達、情緒の発達、社会性の発達など、著名な発達心理学者の理論と照らし合わせ、最後はモンテッソーリ教育の発達の4段階に当てはめて検証するという流れになっています。

0歳～3歳
3歳～6歳
6歳～12歳
12歳～18歳

ホームモンテッソーリのお手伝いでは、ご家庭におけるモンテッソーリ教育のおしごと以外にも、子育てについてのご質問をよくいただきます。

お友達にオモチャが貸せません
下の子が上の子にちょっかいを出します
園では周りのお友達と同じことが出来ません
幼稚園の頃に出来ていたことが、小学生になり出来なくなりつつあります
高学年に入り、まったく言うことを聞かなくなってきました

母は幼稚園教諭、保育士等の資格は持ち合わせないため、あくまでもモンテッソーリ教育を通じて学んだことからしかお答え出来ないのですが、これらのご質問には2歳のお子さんのご相談でも、10歳のお子さんのご相談でも、決まってお答えすることがあります。

それは

『発達段階と照らし合わせること』

2歳という自分優先という発達段階にいる子がお友達にオモチャを貸せないのは普通のこと。

1精神的自立の欲求の方が、感情的な成熟度よりも強い10歳の子が、反抗的に見えるのも普通のこと。

こんな我が子の発達段階を知ることで、親は寛容になることが出来ます。

考えてみると、現在の大学院に入学してから、どのクラスでも必ずと言っていいほど、子どもの発達段階についてのディスカッションが常に繰り広げられてきました。親にとっては、幼児期であろうと学童期であろうと、我が子は我が子。別人格の我が子が登場するとは夢にも思っていないかもしれません。

もちろん持って生まれた気質や根っことなる部分は変わらなくても、それでも子どもは日々成長し、変化し続けていることを意識しておくと、少し楽になるかもしれません。そして何よりも、この発達の法則を知ると、ホームモンテッソーリが軌道に乗ります。

「教具を用意したのに、子どもが提示を見てくれません」

非常に多くいただくこのご相談。

提示を見てくれないのは、まだ限られた集中力しかない年齢だからかもしれません。

興味をなさそうにするのは、もう具体物ではなく抽象の思考ができる時期にいるのかもしれません。

「〇歳はこうである」という意味ではなく、人間はどのように発達していくのかという道標を知ることで、子育てに見通しが持つことかできます。現状より少し先のことも知ると、親の方に余裕が出てくるのです。

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本日のトップ写真は、我が家の本棚から発達心理学に関する和書を集めてみました。
愛する我が子への最大のギフトは、その子を最大限に理解してあげること。

そのために、今日も皆さんと共に学んでいます。

0歳~6歳子どもの発達と保育の本第2版 (Gakken保育Books)

発達心理学ガイドブック――子どもの発達理解のために

Amazon（アマゾン）

4,162〜14,355円

新乳幼児発達心理学―もっと子どもがわかる好きになる

ホームモンテッソーリのお手伝い（回数無制限コース）受付再開のお知らせ

大学院の夏学期終了に伴い、受付停止をさせていただいておりましたホームモンテッソーリのお手伝い（回数無制限コース）の受付を再開いたします。大変お手数ですが、お待ちいただいていた方々は、再度ご連絡いただければ幸いです。

夏休みにご家庭にてモンテッソーリ教育のおしごとを実践してみたい方

小学生のグレートレッスンについて知りたい方

これから初めてモンテッソーリ教育を学んでみたい方

などなど。

期間中は回数無制限にてご質問をお受付いたします。

1ヶ月ごとの更新のため、1ヵ月だけの単発受講や、隔月、数か月置きなど、サポートがご必要な時だけご受講いただけます。最近よくいただく「ホームモンテッソーリ以外」のご質問（お受験、英語育児等）については、我が家の経験からのお答えとなりますが、何かお役に立てることがあれば、もちろんご質問可能です。

コースは7月15日（金）よりスタート可能です♡