皆さんは、「期待を裏切る」という言葉を聞くと、何を連想しますか。
親子間のことを連想する方も多いのではないでしょうか。
「親の期待を裏切って」
こんなフレーズを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。
リモートワークが仇になる!?
現在小6の娘。
共働き家庭に生まれた彼女は、夜遅くまで祖父母宅に預けられてきました。
しかし、コロナ禍で母の仕事はほぼリモートに。
今では、娘が帰宅すると家庭にいることも多くなりました。
とは言え、母は家にいるだけであって、仕事中。
話しかけられても、生返事しかできないことがよくあります。
ただ、最近自分の中で気付いたことがあります。
オンとオフの区別がつけづらいリモートワーク。
気付くと就寝までPCの画面は開きっぱなし。
つい今日中に片付けたいと、娘とのコミュニケーションがなおざりになりがちなのです。
「反応が薄い!」
娘から言われてハっとしたこの言葉。
もっと喜んでくれる、もっと寄り添ってくれると思ったのに
予想外だったということなのでしょう。
我が家において、期待を裏切る行為とは
まさに母が行っている行為だと痛感しました。
子どもの期待に添うということ
幼児教育研究者の
ご存知の方も多いかもしれません。
生後3ヵ月の子どもでさえ、日頃自分にニコニコしてくれている母親が無反応になると
それを察知するのです。
他者との繋がりが切れたとき、感情的に引き下がるこの傾向は
親子ではなおさら。
信頼関係を築いてきた間柄だからこそ、予期していたことが起きないと
子どもは裏切られた気持ちになるのでしょう。
良い大学に入るとか、良い会社に就職するといった
世間一般で言われているような「親の期待」の前に
実は親子関係における期待とは日常のコミュニケーションの中に
沢山含まれていると気付かせてくれた娘の一言。
娘の期待を裏切らない親でありたいと思います。
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