モンテッソーリの大学院、学校決定の際に悩んだこと | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 
昨日は出社前に、大学院のグループミーティングがありました。
夜は娘の就寝後、指導教授との来学期の授業の履修指導ミーティング。
 
最近は日本でもアドバイザー制を設けている大学は年々増加傾向にありますが、アメリカではこの制度が非常に充実しています。履修指導や学修支援のために、専門職として配置されるアカデミック・アドバイザーと呼ばれる人たちが存在し、卒業までしっかりと面倒を見てくれます。大学の頃は、毎学期履修登録時期になると、このアドバイザーたちとアポを取り、コース選択について色々とアドバイスをいただいたものでした。今の大学院でも専属のアドバイザーもいるのですが、今回のアドバイジングはモンテッソーリ学科の指導教授とのセッション。
 
今学期は履修しているのは教育学部の学生向けの「教育の歴史と哲学」とモンテッソーリ専攻の学生向けの「モンテッソーリ教育の哲学」。
 
実は、大学院を決めるに辺り、悩んだのがこの部分でした。
学校によっては、モンテッソーリ教育だけにどっぷりと浸かって勉強することのできる学校もあります。けれども、母の選択した学校はあくまでも教育学部の中のモンテッソーリ学科。1/3ほどは、教育学部全員の学生が履修しなければならないクラスで、モンテッソーリのクラスは2/3しかありません。
 
今まで盲目的に「モンテッソーリ教育」に惚れてきた自分ですが、多分ここにきて、なぜモンテッソーリでなければならなかったのか。きっとそんな部分を知りたい気持ちが心の奥底に眠っていたのだと思います。
 
  • 教育そのものという広い世界の中に存在するモンテッソーリ教育の立ち位置とは
  • どうして、アメリカ社会でこれほどまでに根付くことが可能だったのか
  • なぜ、日本社会ではまだまだ受け入れられないのか
 
おしごとや子どもの成長といった枠を超えて、もう少し広い視野でこの教育法と向き合ってみたいという気持ちがあったのかもしれません。
 
ちなみに、来学期受講予定の教科は「観察」「算数教育」「スクール運営」など。
学生たちはすでに有資格者のため、教師養成講座で学ぶ枠を超えて、観察であれば2歳半~12歳までという広範囲、算数教育もモンテッソーリの原理・哲学を活かしたオリジナルの教具作成、レッスンプランなど盛沢山です。
 
始まったばかりの大学院生活も、気が付けば今学期ももう2/3が終了。
目まぐるしい毎日ですが、それ以上に課題、課外授業、委員会と大忙しの11歳。
 
共に「今週を乗り切ろう」と励まし合っています(笑)。
 
◆◆

 

今まで和書しか持っていなかったこちらの英語版がついに到着。

モンテッソーリの生徒であり、アシスタントでもあったE.M.スタンディングの名著。

きっとこれからの人生100回以上は読み返すことがあるだろうと感じています^^

 

 

 

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