先日、洋書6冊、和書1冊の計7冊のモンテッソーリ書籍を購入しました。
今まで、如何に和書だけに頼ってきたか痛感。
今回購入した7冊と以下の写真の書籍を合わせたものが、とあるクラスの課題図書。
実は、この秋から学生に戻ることを決めた母。
0歳～12歳のモンテッソーリ教師養成講座ディプロマプログラムを修了して、スタートラインにやっと立てた今。これからどうこの学びを深めていくかということを考えた時に、道は1つしかないような気がしていました。
それは海外の大学院進学。
モンテッソーリ教育が学べる院は非常に限られており、また出願条件としてAMIやAMSなどのMACTE（モンテッソーリ教員教育認定協会）のモンテッソーリ教師資格が求められることが多いため、長年選択肢にすら入っていませんでした。残念ながらモンテッソーリ教育施設での1年近くに渡るインターンシップが課されないNAMCは、MACTEの認可を受けていないからです。
しかし、更なる上の学びを求めるのであれば、門を叩くしかないと一念発起。
この10年間の学びをどうMACTE認可の同等のものであると証明するのか。
そんな部分からスタートし、各プログラムのディレクターと直接やりとりをする日々が続きました。
昨年から始めたホームモンテッソーリのお手伝いを通じて、見えてきた今のお母さんたちのニーズ。
- 資格は持たずしても、モンテッソーリ教育を家庭に持ち込むにはどうすればいいのか
- 最も価値ある形のParent Educationとはどのようなものなのか
- 大人側の準備とは、いったいどのように行うべきなのか
そんな想いを吐露しながら、モンテッソーリ教育の第一線にいる各プログラムのディレクターと掛け合う毎日。そんな中、母の想いに一番共感してくれたのが、長年文献を読んだりウェビナーを視聴したりとずっと憧れ続けてきたあるモンテッソーリアンでした。
30年ぶりのTOEFL受験！？
遠の昔、初めて大学院受験をした時は、アメリカの大学を卒業していたことからTOEFLは免除。
ただ今回は見事にスコアの提出が求められ、初のIBTに挑戦する運びとなりました。この時期はどの会場も混んでおり、申し込みをした週の週末しかもう日程が空いていないという超スピード受験。当然準備も出来ないまま、当日初めてテスト形式を知るという無謀な挑戦でした。
けれども、実際こうして改めて自分の英語力と向き合うと、今後の課題が山のように見えてきて、多くを得た時間でした。
娘の英検会場に付き添いで出向くことはあっても、まさか自分がこの年齢で受験するようになるとは（笑）。人生とは本当に分からないもの。
合格通知をいただいたその日からスタート！？
合格通知をいただいたその日に、面談を行い、卒業までのロードマップ作成を行っていただきました。
- 現在の日本のモンテッソーリ教育事情
- まだまだ幼児教育としての位置付けから抜けきれない現実
- ホームモンテッソーリが根付きづらい背景
など。
この10年間、母が見て感じてきたことを、指導教授に打ち明け、どうこの部分を自分が変えていくことが出来るのか。この大学院に在学している間、何をどう学んでいくべきか。
長年憧れ続けたモンテッソーリアンが、母の指導教授になるとは予想だにしていない出来事でした。
実際授業が開始するのはこの秋からですが、Zoomで簡単に繋がることが出来るこの時代だからこそ、密なコミュニケーションを心掛けてほしいとのこと。それが出来るから、相手が海の向こうにいても学びが成立するのだと言います。
この課題図書の量を見れば分かる通り、今までの学びとは比較にならないほど、課題地獄が予想される日々。けれども、もう一段階段を上がるには、必須の時間でしょう。
ブログ、ホームモンテッソーリスクール共々更新がペースダウンとなりそうですが、ホームモンテッソーリ普及のためにも、今回の決断は間違いではなかったはず。
そう信じて前進するのみです。
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