モンテッソーリ・経済地理学「ニーズとウォンツの違い」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

先日行ったおしごと「人間が生きていく上で必要なもの」

モンテッソーリ教育において核の一つともいえるこのおしごと。

 

今回行った経済のおしごともこれに関連しています。

 

「今、もしYuzyがスーパーで出かけたら何を買う?8つ挙げてみて。」

 

そんな問いかけから始めると、何でも書きたい彼女。

こんなクラフトセットを用意し始めました(笑)。

 
ルンルンで用意し始めたのはカート(笑)。そして、ここに入るべく8つの品物を、思いつくままに書き始めました。
 
書いたものを、必要なもの(ニーズ)と欲しいもの(ウォンツ)に分けてもらうと…。
ニーズは「魚、牛乳、野菜、お米、肉」。
 
ウォンツは、「カプリコ、Honey Nut Cherrios、モッツァレラチーズ」となりました(笑)。なぜ、モッツァレラチーズがウォンツなのか聞いてみると、彼女がよく作ってくれるカプレーゼは、お菓子と同じ位置付けなのだとか^^
 
このおしごとを行った頃は、まだ外出の自粛要請など出されていない時期でしたが、どこか今の状況を予感させる時間だったようです。 
 
この落書き程度な絵では伝わらないと、裏に品目も書いています(笑)。
 
必要だからといって、全て買うことはできないもの。お金は限られた資源であることも話し合いました。
 
それに引き換え、欲しいものは限りなく続くもの。欲求には制限がありません。
 
私たちは、ニーズとウォンツをお金という資源を使って購入する消費者であることを確認しました。
 
マーケティングの世界ではよく目にする「ニーズ」と「ウォンツ」。こんな風に改めて分けて考えることで、娘の中で新たな気付きがあったようです。また、限られた資源と制限のない欲求。この「Limited」「Unlimited」というキーワードも彼女の中で新たなヒントになったかもしれません。
 
今回のおしごとは、中学生の公民の教科書を使ってもフォローアップできそうです。
 
 
まさかの雪の大喜びな週末。
 
外出自粛の要請が出ている中、もしかするとこの雪はギフトだったかもしれないという9歳の言葉が印象的です。
 

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