モンテッソーリ・算数教育「色ビーズを使ったかけ算」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

モンテッソーリの教具の中には「色ビーズ」と呼ばれる1〜10に色分けされたビーズがあります。「1は赤、2は緑、3はオレンジ、4は黄色、5は水色、6は藤色、7は白、8はこげ茶、9は青、10は金」と色分けされ、直径が0.64cmのプラスチック製のもの。
 

娘がこのビーズと初めて出会ったのは、3歳の時、子どもの家にて。

色ビーズの各色と数詞の一致というよりは、シール貼りのおしごととして楽しみました。
 
あれから、約6年が経とうとしている今も、もちろんこの教具は健在。
この日は、色ビーズを使ったかけ算を行いました。
写真は、左から右へと8のビーズ(茶)を10グループ作っているところ。幼児期の頃に見られた「真っすぐ置く」といったような敏感期はもう見られず、結果を求めることにまっしぐらです(笑)。
 
8を10グループ置いたところで、それぞれのグループのビーズの合計を縦に置いていきます。8が2グループの場合は、「2×8」で縦に並べるビーズは「10のビーズ(金)と6のビーズ(藤色)」といった具合です。
 
当然九九は知っている娘。
けれども、なぜこの時期に、こういったおしごとに戻ってくるのか。
 
あくまでも母の予想でしかないのですが、どこか彼女の中で「算数の世界を視覚化したい」時期が定期的にあるようです。以前と比べて、確実に減ったおしごと時間。けれども、少ない機会の中で、どこか宝探しのような向き合い方をする娘。
 
この日の気付きは縦に置いたビーズの形。
「8×5」を境に、同じビーズの色のパターンが繰り返されることに気付いたようです。
九九を暗唱していたころは、「8×6」からは同パターンであるということに気付かなかった娘。
けれども、こうして実際、色ビーズを視覚を通して確認することで、見えてきたパターン。
嬉しくてノートに書き留める姿は、どこかキラキラ(笑)。
 
モンテッソーリ教育は「大人が教える」のではなく「子どもが発見」していく教育。
まさにそんなことを実感した時間でした♡
 

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