子どもの家小学部ではさまざまな活動を行います。コスミック教育をベースに、実験、観察、記録、製作といったメインストリーム以外にも教具を使用した算数の活動、絵カードを活用した言語の活動など、あらゆるメニューが用意されています。
メインの活動が終了し、少し時間がある時によく登場するのが「かるた」です。
娘もこれまでさまざまなかるたに親しんできました。面白いのは、難易度を上げるため、絵札の「あ」「い」と言った平仮名部分が隠されていること。文字を探すのではなく、読み札にあったイメージを探さなければならないため、皆必死です。3学年合同の子どもの家では、上級生は下級生の前ではお兄さん、お姉さんらしい姿を見せたく、下級生は上級生に少しでも追いつこうと必死です^ ^
そんな位置付けにある「かるた」。
我が家にも数多く存在します。
最近、楽しんでいるのはこちら。
レビューも良くずっとタイミングを見計らっていた商品。地図のおしごとの際、導入することも出来たのでしょうが、3年生でスタートする「理科」「社会」という新たな教科との出会いを大切にしたく、敢えて見送ってきました。案の定、クラスで新たな地図記号と出会うたびに、キラキラした目で、家で描いて再現してくれる娘(笑)。子どもの家においても、新たな教具との出会いの瞬間を何よりも大切にするのと同様、娘にとって社会の時間に出会った地図記号は、すでにスペシャル感満載のようです♡
ひと通り習ったところでついにお目見えのこちらのカード。我が家ももう少ししたら、平仮名部分はのちになくなる予定です(笑)。
絵札の裏には、それぞれの地図記号の成り立ちの由来が説明されています。挿絵と共に、実際の地図にはどのような形で表記されているかが分かる素晴らしいリソース!
付録の地図では収録された地図記号をすべて確認出来ます。
名称自体はは幼児期に触れていても、今まで知らなかった地図記号という未知の領域に触れ、ますます地理が身近になりはじめた娘。そしてこれらの記号に触れながら、新たなドアを開け始めています。
「灯台の中ってどんな風になっているの?」
「灯台は日本にいくつあるの?」
「航路標識って具体的にどう機能するの?」
もうたったひとつの地図記号でも疑問は次から次へと出てきます^^;
実は、かるたは図鑑以上にパワフルなツールだと感じてる母。知識を与えてくれる図鑑はもちろん素晴らしいものですが、かるたという限られたリソースは疑問に思ったり考えたりという思考の場を提供してくれるからです。
娘のおしごと時間がまた増えそうな予感。
学びの種は日常に数え切れないほど転がっています♡