先日バスの中で大泣きしている女の子がいました。2歳くらいの子だったでしょうか。どうして泣いているのか原因は分からなかったものの、その泣き声が聞こえてきたときに、感じたのは「あぁ、2歳ちゃんのお仕事中だなぁ」ってこと(笑)。
怪獣のような我が子をどう扱って良いか分からず、疲労困憊の連続だった母親2年生の当時。そんな状況をモンテッソーリアンの講師に伝えると、
「ママをテストするのがこの時期の子どもの仕事だからね。ちゃんと、お仕事しているってことね。」
と、驚くような返答が返ってきました。
「じゃあ、どうすれば2歳児に勝利できるの?」
藁にもすがるような思いで質問をすると
「いつも一貫した態度で接してあげてね。」
とのこと。
前回はOKだったのに、今日はダメだと子どもは混乱する。
「今回だけね」なんていう例外を作らない。
そんなちょっとしたヒントが、母の子育てを非常に楽にしてくれた気がします。
この一貫性は8歳の娘と接するときにも、大切だと常に感じています。
ちょっと気を抜くと、崩れそうになるダメ母。
でも、娘の前では、できるだけベストな母で居たいという気持ちだけはいつもあります(笑)。
モンテッソーリ教育とは子育ての前に自分育ての教育法なのだなぁと改めて感じる日々。
本当に娘が母を母にしてくれているんだなぁ・・・^_^