作文を通じて気付いた日本語と英語のギャップ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。


保持教室の学年末の試験が終了したのも束の間、今度はBook Oral Presentationの準備で忙しい娘。基本的にはBook Reportを発表するような形で進められるBook Oral Presentation。読書感想文の英語版といった形ですが、読書感想文とは大きな違いがあることに気付きました。
 
それは、ファーストドラフトにおけるサマリーを書いているとき。1冊の本のチャプターが多すぎて、どこを書けばいいか分からないという彼女。
 
「文章全体を通じて、Yuzyは何を一番感じた?もし学校の読書感想文だったら何を一番書きたい?」
 
個々のエピソードに捉われすぎて、全体が見えていなかった彼女。そして、学校の読書感想文だったら書きたいと思えるような全体像が急に浮かんできたようです。
 
英語を書くときは英語で思考をしようとする彼女。
素晴らしいことだと思います。
やはりこれは幼児期から英語に触れてきた結果でしょう。
 
ただ、この英語モードが故に、思考が追いつかないこともしばしば。日本語でだったら年齢相応のものをアウトプットすることができるのに、英語故にどこかレベルダウンしてしまう。そんな現象が度々見られます。
 
英語が行き詰まったときは、日本語の思考に切り替えてみる。
 
親子のちょっとした会話から、少しヒントを得た様子の娘。
その後書き上げたBook Reportは見事に日本語で彼女が表現していたことが書かれていました。
 
果たして、英語伸張という意味でこのやり方が良いのか素人の母には分かりませんが、どこか糸口を掴んだような娘を見ていると、彼女にはプラスに働いたようです。
 
行事が多い娘の学校では、毎回行事が終わるごとに、その行事を通じて学んだこと、そしてそれを今後どのように生かすかといったレポートを書きます。自分の体験を整理し、それを言葉にしてみるこの作業は、娘のブックレポート作成においても非常に役立っている気がします。
 
最近この「振り返って言葉にする」という作業に非常に興味を持っている母。
そんなことも、またいつか記事にしてみたいと思います。

 

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