周りのお友達がどんどん英語の発話が増えてくる中、一向に英語を話さなかった我が家の5歳児。そんなスピーキング中心だった親子英語からリーディングへと軸をシフトしたことは、このブログでも何回か綴ってきました。
それ以降は多読を中心に行ってきた我が家。そして小学校に入学してからは本格的にライティングも並行して学んでいます。そして、最近、英語教室で「サマリーの書き方」を学んでくるようになりました。
Oxford Reading Tree(ORT)の多読を始めた頃から、少ないなりのボキャブラリーを駆使して、何が書いてあるのか説明を試みてきた娘。けれども、本格的に「サマリー」を学ぶにつれ、今まで自分が行ってきた「ただ説明する」ことと「要約する」ことは大きく違うことに気付き始めたようです。
「要約」とは「要点をまとめること」。この「約する」部分はできても、娘にとって難しいのは「要」の部分。サマリーとはライティングスキルかと思いきや、いざ学び始めてみると、そこに付随している要素が非常に多いことに気付かされます。
要点をまとめるためには、「メインアイディア(要点)」を捉えること。そのためには、今までの読み方とは違った読み方が要求されるのだと感覚で捉え始めた様子の娘。そして次に必要なのは、メインアイディアを自分の言葉でまとめること。そのためには、ボキャブラリーが必要だと悟り始めたようです。果たしてどの部分をサマリーに取り入れ、どの部分を落としていくか。そのためには、クリティカルシンキングも不可欠となり・・・。
そんな様々なスキルが必要となる、サマライズという作業。
決して7歳児には容易なタスクではありませんが、これが今後の様々なアカデミックな場面において必ず必要になってくる要素だと考えると、今から丁寧に向き合っておいて、損はないのでしょう。
新2年生となっても、学校では今年も英語係に立候補をした娘・・。小学校が始まれば、どこか英語がトーンダウンしてしまうのではないかと不安に感じていた時期もありましたが、それは一切の杞憂でした。
新たなものをどんどん吸収していくこの時期。
しっかりと見守りたいと思います。
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