小学生になってからの習い事を考えたとき、母の中で「子どもの家」は浮上しませんでした。当時はまだ、モンテッソーリのエレメンタリーについてもそれほど知識もなく、果たして日本の学校教育とモンテッソーリ教育が上手く両立できるのかがあまり見えてこなかったからです。
けれども、結局は娘の方から3歳の頃1年間通った子どもの家へと通いたい!との発言。通い始めて2年目の現在、保護者会を迎える度に、これほどまでに子どもを刺激してくれる空間はないのではないのかと感じます。
俳句を作ってみたり、算数のおしごとをしたり、理科の実験をしたり、日本の歴史を学んだり…。といった、アカデミック要素ももちろん素晴らしいのですが、個人的にすごく娘にとって良かったと感じるのは「プレゼンテーションの時間」です。
もちろん小学校でも発表の時間は多々ありますが、自分が選んだテーマを一学期かけてリサーチし、学んだことを、自分の言葉と絵でまとめるという作業。そして最後は、それを保護者の前でそれぞれが発表するという時間。
マイクを持って舞台に立つという経験を、子どもの頃からすることは非常に意義のあることだと感じています。未だに職場でも出来るだけプレゼンからは逃げたい一心の母ですが、難なくこなす外国人の同僚を見ていると、やはり子どもの頃から自分自身を表現することに慣れている彼らは違うなぁと感じます。
まだ幼いせいか、自分が学んだことを皆が聞いてくれるという場があるだけで、嬉しくて嬉しくて仕方がない様子の彼女。いつまでこの笑顔が続くかなぁなどと考えながら、いつも聞いている親の方が緊張してしまう瞬間です^^
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