小学生になり、幼稚園の頃と圧倒的に異なると感じる点に「語彙力」があります。英語育児を行っている家庭としては、つい「語彙」と言うと、英語の語彙をまず考えてしまうのですが、ここは母語の話^^家庭では、小学生になったからといって、娘への話し方を変えたり、特に語彙力を高めるような努力をしているわけではありません。けれど、幼児期よりも確実に物事の説明や描写が的確になってきている印象を受けています。
その理由は、「小学校生活」にあるようです。
やはり遊びが中心だった幼稚園とは別世界の小学校。学習言語としての母語を育てる環境が、そこにはしっかり根付いているのでしょう。
最近は、擬声語(擬音語)と擬態語を意識した授業が続いているようです。一つ習えば使ってみたくなるのが、まだ7歳児(笑)。今まで学校で学んだという50余の擬声語、擬態語を整理してみようと、言語のおしごとにしてみました。
具体的にはそれぞれの擬声語(擬音語)・擬態語をテーマに分け、それに準ずる語彙・意味・例文をカードにしています。
そしてテーマごとにカードを分類していきます。
中には似たような言葉もいくつもあり、ジェスチャーを交えたり、例文をいくつもあげたりしながら、時間をかけてそれらの言葉と向き合っています。
このようなおしごとから、言葉と言葉の自然な結びつきを強化し、コロケーションをしっかりと感じ取ることで、今後の母語の土台作りへと繋がっていくような気がしています。つい、母語ということで英語ほど意識が上手く向かないことがありますが、小学校で学んできたことをしっかりサポートできるよう、言語教育の一部として積極的に取り入れていきたいと思います。