親子英語、1対1ではなく2対1の理由!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

 

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親子英語を始めてから、アメリカ人の友人から言われていたことがあります。

 

 

「言葉は、1対1じゃなくて2対1なんだよね。」

 

LAのニュース現場でプロデューサーとして長年身を置いていた友人。言語学専門の友人からは一度も聞いたことのないアドバイス。けれども、「人の対話を聞く」ことを仕事にしていた彼は、いつもこの「2対1」がキーワードでした。

 

子どもはどうやって母語を身につけたか。

 

ママとの会話ではなく、「パパとママの会話を聞くこと」

だから、彼は絶対に「ネイティブ同士の会話を聞くこと」が英語習得の近道だと常に力説します。

 

長い間英会話教室でマンツーマンレッスンを繰り返しているにも関わらず、英語が伸びないと当時悩んでいた母へのアドバイスでした。

 

そしてそれを実感したのは「英語のプレイデート」をした時。ネイティブのお友達と1対1で折角プレイデートをしても、娘の会話力に限度があるため、なかなか思うような結果にはならなかったのです。

 

最近娘の英語を聞いて感じることがあります。

これは、完全にお友達の英語のコピーだと。

先生ではなく、お友達の英語。

 

保持教室の帰国子女のお子さんたちが話す、ネイティブの子どもの独特のリズムが、なんとなく娘の英語から感じられるようになってきました。

 

今までは、いつまでも直らない文法的な間違いや、どこかあやふやな構文など、そんな細部ばかりが気になっていました。けれども、英語のリズムが整ってくると、案外そういった部分は気にならなくなることに気付きました。

 

母語の日本語では文法的な間違いや語彙の幼稚さなど、決して目につかない部分が、なぜか英語となった瞬間、気になってしまう。けれども、うまくリズムに乗ってくると、いい間違いもスルーできるのだと気付きました^^

 

そして、言葉だけではなく英語を話す時の表情だったり、手の仕草だったり、娘にとって憧れのお友達の真似っこをしたい気持ちからなのか、日本語を話す時とは若干違う人物がいるような感覚を覚えます。雰囲気までも意識的なのか無意識的なのか分かりませんが、じわじわ浸透し始めている様子です。

 

きっと英会話レッスンよりもネイティブの中に混じるプレイデートが強みを発揮するのはこの部分なんだろうなぁと感じています。幸いにも、小学校で仲の良いクラスメート二人がたまたま帰国子女のお子さんということで、英語の時間を利用してちょっぴりそんな恩恵も受けている娘。案外発話することよりも、この聴くという作業が、娘にはプラスになっているのだと感じています。

 

「1対1ではなく2対1」

 

なかなか、日本では難しい設定ですが、きっと動画視聴で発話がぐんぐん伸びるお子さんが多いのも、こんな理由からなのかもしれないですね。ずぼらな母は、ほとんど娘に何かを見せるという機会がないままここまで来てしまった我が家ですが、そろそろ娯楽としてアニメよりも同い年くらいの女の子が出てくるような実写版があったら活用したいなぁと考えています。

 

おススメがあったら、ぜひ皆さま教えてください^^

 

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