前回の「モンテッソーリ教具、どのように揃える?」に続き、今日のトピックは「モンテッソーリ教具、何を購入する!?」です。
モンテッソーリ園と言ってまず思い浮かべるのは、色鮮やかな教具の数々が美しく配列された教室。我が家がホームモンテッソーリに憧れたのも、そんな美しい空間からでした。けれども、モンテッソーリ教育を知れば知るほど、家庭はモンテッソーリ園にはならないということに気付き始めていきます。おしごと部屋を用意し、おもちゃをその空間からは排除しても、結局そこにいるのは「母と娘」。決して「教師と生徒」にはなれないのだと痛感しました。いや実際には、なってはならないと言った方が正しいのかもしれません。だとしたら、家庭では家庭なりのモンテッソーリな環境があるはず。モンテッソーリ教育の本質部分さえ見失わなければ、母の提示がお粗末でも、教具が廉価版でも、娘から集中現象が見られなくても、お互いが心地よい空間であれば良しとしてきた部分も多い我が家のホームモンテッソーリ。
もちろんすべての教具を揃えることはできないため、母として娘に必要だと思うもの、そしてモンテッソーリアンの講師の目から見て必要だと思うもの。そんなディスカッションを幾度となく重ねながらできたのが、以下のリストです。
日常生活の練習においては、その名の通り日常にあるものの中で、手作りできるもの、代用できるものも沢山存在します。そのため、モンテッソーリの用具(この分野では用具と呼称)としてのリストではなく、あくまでも我が家において絶対的に必要だった活動を絞ってリストしました。
感覚教具、言語教具、算数教具、文化教具においては、正式なモンテッソーリの教具をリストしています。実際、教師養成講座においても、これらのリストはモンテッソーリアンの講師ごとに異なり、当然のことながら子どもの敏感期、性格、年齢、集中力などによって異なるでしょう。あくまでも我が家において大事だった活動です。
色つき円柱や二項式の活動は、記事を書いていなかったことにビックリ。きっと提示だけでいっぱいいっぱいだったのでしょう(笑)。
・・・ということで、以下娘用リストです。
日常生活の練習
感覚教具
言語教具
算数教具
文化教具
記事をリンクするにあたり、該当記事を少し読み返してみると、もう穴があったら入りたいとはこのこと。あまりにも未熟すぎて、「若かったなぁ」と痛感(笑)。
教具についての最終回は、購入場所について綴ってみたいと思います。
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