学びのツールを与える | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

娘と話をしていると、「誰がそんなこと教えてくれたの?」と思う場面があります。いざ聞いてみると彼女の答えは「誰にも教わってないよ。自分で分かるようになったの」。幼児ならではの自信過剰な発言に思わず笑ってしまう母ですが、実はこれ。あながち間違っていない発言だったりします。
 
モンテッソーリ教育において、大人の役割は「ガイド」。ドアの鍵を渡して、いざ学ぶのは子ども自身です。その過程には、発見があり探究が待っています。学びのツールを与えることで、自らどんどん学んでいくのが子どもという存在。今考えると、娘がどのようにひらがなを習得していったか。砂文字板というツールを当時3歳だった娘に渡すことで、文字の敏感期という彼女の内なるパワーがあっという間に文字習得を可能にさせたのでしょう。
 
連日"Fundamental Human Needs"についてマニュアルやら文献やらを手当たり次第読み漁っている母。実際、エレメンタリーのカリキュラムにはまだシフトしていない我が家ですが、母の溜まった資料に興味津々の娘。そこで、聞いてみました。6歳の娘にとって生きるために必要なもの。
 
思うままに、書き出していきました。「水」や「食べ物」よりも先に「お金」と書いた娘^^;あまりにも現実的な答えに、思わず苦笑。
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"Fundamental Human Needs"は、エレメンタリーの歴史の中の核ともなる部分。海外サイトには様々なチャートがあります。
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NAMCでは同じコンセプトを"Common Needs of People"と表現しています。その理由として、モンテッソーリは、どこに暮らそうと、どの時代に生きようと、すべての人のニーズには共通点があることに着眼したことが挙げられています。
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どこか歴史とは、日々の生活とは無関係だと感じていたのが、モンテッソーリ教育と出会い一気に近くなった気がします。モンテッソーリのコスミック教育を知れば知るほど、地球を超え宇宙の一員としての自分の存在がちょっぴり大切に思えるから不思議です。
 
子どもにすべてを与えるのが大人の仕事ではないというモンテッソーリ。大人の仕事は、そのドアの鍵を渡すこと。そこに広がるまだ見ぬ世界を、娘がどう受け止め感じていくのか。モンテッソーリのエレメンタリーには、そんなロマンが沢山詰まっているようです♡
 

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