パワーワーズを使ったライティング | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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現在の職について15年。毎日英語を使う環境にいながら、この15年英語力がアップしたかと聞かれると、「NO」と答えざるを得ないでしょう。きっと自分が現在持ち合わせている英語力だけで用が足りてしまうこともあり、英語力伸長を目指すような意識をしてこなかった結果です。スピーキングに関して言えば、いくらでももっと洗練された表現、ネイティブに近いような表現を学ぶことも可能なのに、サボり続けてきた故、いつまで経っても上達を臨めない母です。
 
それに比べ、日々の読書が英語の源となりつつある娘。新たな語彙やフレーズなど吸収し続けています。やっぱり、ここが子どものすごいところ。これは英語だけに限らず、母語でも新たな言葉を一つ吸収したら、全く恐れることなく使ってみることで、日々伸張に繋がっているのだと思います。けれども、母には悩みがありました。
 
話し言葉は比較的新たな言葉を多用する娘ですが、書き言葉となるとスペリングがネックとなるのか、どうしても自分が心地良く使える言葉からなかなか抜け出せないのです。結果、トピックは違っても、つい同じ言葉ばかりを繰り返してしまう。まだこの時期は適宜訂正を入れるよりも、好きなように書かせることを重視しているのか、先生方からそれほど厳しいチェックが入ることもなく、毎回似た文章が連なっている状態でした。
 
でも、最近保持教室の宿題に新たな「スパイス」が加わり始めました。それは「Power Words(パワーワーズ)」と呼ばれるもの。毎回レッスンで読んだお話を自分の言葉で再現するライティングの宿題を持ち帰ります。今までは自分の知っている比較的平易な言葉でサマリーを繰り返していた娘ですが、ライティングの際に使用すべき語彙があらかじめ挙げられていることで、もうワンランク上のライティングへと引き上げる目的があるのでしょう。一見、単語だけを単体で見ると、どこでどのように使用すべきか分からなかった娘も、もう一度自分で辞書を引き直し例文を参照することで、どの場面でどの語彙を使用すべきか納得がいったようです。そして、これらの語彙はストーリーの中のキーワードであったことも発見した様子。まさに「Power Words(パワーワーズ)」なのでしょう。
 
自分の今の力をそのままにせず、常に一歩引き上げるような試みが見られる保持教室の宿題。大人には、なかなかハードだと感じられる面もありますが、これを楽しみや喜びに変えていける子どもの力はすごいなぁといつも感じます。きっとあっという間に追い越されそうな母。そろそろ手を打たないといけないのかもしれません^^;
 

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