英語力の厚み | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

幼少期から英語に触れてきた親子英語組。中学生になった時さぞかしアドバンテージがあるのかと思いきや、和訳で苦労して、なかなか満点には繋がらないという話をよく聞きます。中には中学から英語をスタートしたお子さんの方が、成績には直結するケースもあるなんて話も。そんな意味もあるのか、娘の幼稚園のお友達は英会話よりも公文英語を選択しているお子さんが多い印象を受けます。
 
今の娘の英語の学び方を見ていると、やはり日本語を介することがないので、今後、学校英語には難しさを感じるかもしれません。また保持教室で学んでくる語彙を見ると、日本のどの単語集にも載せられていないようなマイナーすぎる語彙の数々(笑)。もしこのまま娘がドメスティック街道を進んでいくとしたら、きっと一生使わないような語彙も含んでいるのでしょう。
 
でもこの一見無駄に思えるような時間こそが、実は娘の英語力の厚みを増してくれているような気がしています。こんな風な考えに至るようになったのも、やはりモンテッソーリ教育と出会ってから。テストも成績もつかないモンテッソーリ教育では、「知識とは点数では測れないもの」。もし大人が子どもの今の実力を把握したいのだとしたら、観察することが求められます。観察がすべてのモンテッソーリ教育。
 
最近、母の中でちょっとした変化が起きました。娘が毎日英語と向き合う姿を観察しながら、触ることも出来ない目にも見えない英語の厚みをどこか感じることができるようになってきたのです。書く文章が急激に上手になったわけでもなく、使う語彙がレベルアップしたわけでもない。けれども、家庭での読んだり聞いたりするインプットと書いたり話したりするアウトプットを繰り返しながら、目には見えないながらも、木の幹が太くなっていくような印象を受けています。きっとこれは観察し続けた親にしか分からない感覚。常に自信がなかった親子英語に対して、初めてこれで良いのかもと思えるような感触を掴んでいます。
 
実はこの感覚は母語でも同じです。1年生のおうちゼミを終了させてから、2年生へと進もうか迷いましたが、結局は娘の好きな学びの時間に充てることに決めた我が家。周囲の友人が何冊もワークブックをこなしていく姿を見ながら、どこか迷いながらも、結局はカリキュラムに沿った学びよりも、今娘が欲しているもの。彼女自身に決めてもらう形となりました。モンテッソーリの教具に触る日もあれば、小学生新聞をひたすら音読の日も。来年から始まる小学校生活のテストや成績には直結するような学びでもなければ、どこか道草だらけの道かもしれませんが、彼女の成長には決して無駄にならない時間だと感じています。
 
楽観的すぎかもしれないけれど、目に見えないものだからこそ、神聖で価値あるものだと信じている母です♡
 
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今日の読書はJunie B. Jonesシリーズ。これからどんなシリーズにはまっていくのか楽しみです。
 
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