ということで、何となく惰性で5歳も振り返ってみようと思います^^;
うーん、今年はとにかく「ホームモンテッソーリから離れた1年」でした。これだけホームモンテッソーリを普及させたいと書いておきながら、自分が離れたというのは何とも申し訳ない話なのですが。正確に言うと、「おしごとから離れた1年」だったと言った方が正しいかもしれません。
とにかく沢山のおしごとに触れてほしくて、手作り教具作りに追われたり、提示練習に汗水垂らしたり・・・というような生活パターンは一変しました。それはあることに気づいてから。本来は子どもが主人公であるはずが、我が家に至っては、「おしごと」が中心であったと思い知らされたからかもしれません。
おしごとをしている娘との時間が楽しく、おしごとを楽しむ娘を見るのが好きでした。でも、最近は、娘が心動かされている物と触れている時間を見るのが好き。そして、それと同じくらい、娘が苦手と感じるものと触れている時間を見ることも好きだったりします。好きなものと苦手なもの・・・この2つと関わる娘を見ていると、本当の娘が見えるような気がするからです。
お祭りの落書きせんべいに、心踊る気持ちで筆を走らせる姿。
こんな時間を観察することが何よりも楽しいと気付いた1年でした。おしごと時間の観察は気持ちが入っても、おしごとを離れるとつい観察から離れてしまう。こんな境界線が自然と消えていったのも、やはりモンテッソーリという存在があったから。女史の言葉の一つ一つ、今までよりも丁寧に向き合った1年でした。
6歳という年齢はついに小学生となる年。教科学習が本格的にスタートし、英語というもう一つの言語を背負う娘には、「ホームモンテッソーリ」なんて時間はもうないのかもしれません。でも、どんな課題が押し寄せようと、モンテっ子の代名詞はきっと健在。楽観的過ぎるのかもしれませんが、そんな気がしています。
5歳最後の日を楽しみたいと思います。
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