小さい頃からお風呂で数字を唱えたり、連続数には馴染みはあった娘ですが、それでもきっと本当の意味でも数を理解したというのは、この数量・数詞・数字が一致してからだと感じます。
この日行ったのは、数字の消却というおしごと。海外の教師養成講座で初めて目にしたときから、母自身がワクワクしていたおしごと(笑)。数字並べ板という10×10の100マスのボードに1から100までの数字の書かれたチップを並べていくというもの。
今回はこのチップを利用して、0から99までの数字が書かれている数字の消却用紙に、該当の数字を消していくというおしごとを行いました。
0のチップはないため、あらかじめ消しておきます。1の位(横)と10の位(縦)に手を置き、該当の数字のところまで手を下ろしていきます。交わった部分を消すという作業です。
子どもにはこのゲームのような感覚が楽しいらしいです。そして、どんどん数字を見つける速度も速くなっていきました。
5歳児にはもう簡単な部分もあり、もっと早いうちから進めても良かったのかなぁという印象を持ちましたが、それでも楽しかった様子。今までも連続数はセガン板を通じて進めてはきたものの、なかなか一度に数字を視覚で確認するという経験がなかったため、彼女の中でも新しかったようです。
教師養成講座のマニュアルの中に、モンテッソーリ・メソッドが確立するまでの中で、「モンテッソーリは子どもが出来ると思うことを提示した」という記述があります。実はこの部分は非常に大事だと感じています。つい親としては難しいことを試したくなりますが、まずは子どもにとって心地の良い部分。できる部分を提示することで、自信をつけてあげたり、満足感に繋がるようなことが大切だと痛感する日々。そういった意味では、親としては簡単すぎると思える部分も、子どもが楽しんでいる以上、意義深い時間なのかもしれません。
日々やりたいことが多すぎて、亀の歩みの算数教育ですが、この確実なペースが今の娘には心地よいようです・・・。.:*・゚
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