モンテッソーリ教育とクリエイティビティー | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

帰宅すると、こんな小さな「ハサミ」がお出迎えしてくれました。このハサミ、なんと刃が動きます。爪楊枝で重ね合わせ、無造作にテープで貼っただけのものですが、結構リアルで驚きました(笑)。

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ばぁば宅で母の帰りを待つ間に、娘が作ったという作品。
「ハサミ」を作品として作りたい気持ちがイマイチ理解に苦しむのですが(笑)、この理解しがたい部分も、実は「クリエイティビティー」なのかなと思っています。でも面白いのは、3歳後半から4歳にかけて顕著に出ていた「キレイに切りたい」などといった秩序感はもうほぼ消えていること。相当雑ながらも、アイディア勝負に出ているようです。

モンテッソーリの教師養成講座をスタートしたばかりの講師とのメールを読み返すと、「モンテッソーリ教育には、クリエイティビティーが欠けているのではないか?」と質問している自分がいました(笑)。大人が見せた提示を真似する子どもたちを見て、「真似する」ことしか出来ない子どもになってしまうのではないかと、当時の自分は危惧したようです。

確かに、娘も最初は「真似」をするところからスタートしました。母が持つはさみの持ち方を真似して、切り方も真似をして、片付け方も真似をする。時には直線でも曲線どころかメッタ切りをしてみたり(笑)、片付けなんて無視して散らかし放題のこともありました(これは、今でもあります!)。

でも一連の作業を毎回同じ形で見せることにより、娘の中で自然と物事の順序が理解できてきたようです。ハサミの持ち方や切り方だけではなく、セロテープの扱い方、特に我が家のセロテープは重いので、両手で必ず持ち、テーブルにまっすぐ置く・・・など。大人を真似ることにより、基本動作ができるようになれば、後はもう「クリエイティビティー」を発揮するのみ。またルールを知っているからこそ、成長するにつれ、混乱をきたさない程度にルールを破ることも覚えたりするのかもしれません^^;

一つスキルを身に付けることができれば、さらにもう一つ上のことを身に付けることができる。こんな繰り返しで、日々子どもは成長していくのだと思います。娘の製作時間を見ていると、ある程度自分の思う通りに手を動かすことができるから、イライラすることもなく、満足感を感じることができている印象を受けます。

秩序をしっかり保ちながらも、創造力を発揮する子どもたち。
これが、モンテッソーリを受けた子どもたちの特徴なのかもしれません。

まだまだ「モンテっ子」と呼ぶには程遠い娘ですが、母も提示練習を怠らず、一つずつステップアップを目指していきたいと思います^^

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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