けれども最近の我が家のホームモンテッソーリ。
実は、ホームモンテッソーリと呼ぶにはどうなのかなと感じる部分もあります。
モンテッソーリ教育の理念に共感し、子どもの家へと通わせることを何よりも熱望していた母。けれども、それが叶わず始めたホームモンテッソーリ。気持ち的には、モンテッソーリ教育にしっかりと法って実践したいという気持ちはあるものの、現実はなかなかそうはいかないのも事実。
競争社会に身を置き、一斉教育を受けている娘にとって、宿題も評価もないモンテッソーリ教育は、理念としては憧れではあるものの、なかなかすべてを全うすることはできないというのが現実です。娘はアニメもたくさん見てファンタジーの世界にも惹かれているし、ご褒美をもらうことだって嬉しい。
「正常化」している子どもとはかけ離れた部分も多いけれど、でも大好きなおしごともたくさん存在するし、母も娘の観察は何よりも楽しいと感じる。
こんな穴だらけの我が家のモンテッソーリ教育は、まさに「120%モンテ」ではなく「80%モンテ」。いや、実際は70%、60%かもしれません。でも、忠実に実践することができなくても、この「視点」を持っているだけで、母としてはモンテッソーリ教育の目的の半分は達成されていると感じています。なぜなら、それはこの教育法と出会い、見違えるように子育てが楽しくなったから。
どこか忠実に実践ができないと後ろめたい気持ちになった時期もありました。けれども、最近はこの「80%(70%、60%?)」でも我が家にしては上出来だという気持ちになっています(笑)。なぜなら、娘との時間が楽しいから。母の下手すぎる提示でも、おしごととしての精度は分かりませんが、少なくとも「見る姿勢」はある程度身についている気もするし、それ以外にも年齢とともにできることも増えました。でも、一番身についたと感じるのは「探求する心」。自分で何かを見つけ、切り開いていくことの楽しさは感じているようです。
「カタカナ書く~」と言いながら、「アイウエオ」とスタートするのかと思いきや、出来上がったのはこれ。
「知っている国を書いた~!でも、中国だけは漢字だよ(笑)。」
と、満足げな娘。
「アメリか」になっているけどね^^;
60%モンテの我が家(あれ、もう%が変更です)。
これから、ますますこの比率は下がっていくかもしれません。
でも、「子どもが出発点」であるということだけは、忘れない!
そう、誓っておきたいと思います^^
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