モンテッソーリ教育における一番の難しさ | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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おうちゼミをスタートしてから、算数にどっぷりとはまっている娘。一見、卒業したかに思えた卓上算数棒を毎日手元に置きながら、問題を解いています。

面白いのは、まだ具体物がなければ、計算が不安定だということ。8にするためには、5と何が必要でしょう?と言われ、やっぱりまだぱっと答えが出てきません。でも、算数棒を使うと完璧(笑)。具体物の強さを感じる瞬間です。

とは言いながらも、途中、ちょっとしたミスをしそうになったりもします。そんな時、思わず後ろから「ほら、ここが違うでしょ。」と言いたくなる母。ここをぐっと我慢し、自己訂正を待つことは、おしごとの準備に何時間もかけることより、提示練習を永遠することより、娘の敏感期を見つけることより・・・とにかく、この部分こそが、母にとってはモンテッソーリ教育における一番の難しさだと感じます。

「ほら・・・」こんな風にちょっとヒントを出すことができたらどんなに良いことでしょう。お互いすっきりするし、何よりも学ぶチャンスであるような気も一時はしていたのですが、実はそうでもない。案外、同じミスをまた繰り返したりするんですよね。でも、ここを我慢することさえ出来れば、その後、娘にとっても母にとっても、非常にプラスになることを最近改めて感じています。

まず、娘。途中、何かを間違えても自己訂正が出来れば、間違えたという意識は全く残らず、逆に残るものは満足感だけ。この満足感がさらにやりたいという気持ちにさせてくれ、本当にポジティブなサイクルが生まれると実感。

そして、母。途中間違いを指摘することで、「娘=できない」という劣等感が植えつけられ、いつまで経っても娘を信じることが出来なくなる。けれども、ここを越えると、娘の「学びに対する、最適なペース」を肌で感じることができ、途中で間違えても、「あっ、どこで気づくかな」と逆に楽しみになる。結果、娘を信じることができるようになるのだと、最近改めて感じました。

けれども、こんな風に待つことが出来るのは、自分自身に余裕があるとき。そして、娘と真剣に向き合っているとき。そうでないと、ついつい助け舟を出してしまいそうになってしまいます。でも、この助け舟。あとで沈没することも十分分かっているのですが(笑)。

いつになったら、100%黒子に徹することができる日が来るのでしょう。娘のためのモンテッソーリ教育というよりは、親のためのモンテッソーリ教育だと、痛感する日々です^^;

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