モンテッソーリ・言語教育「長音の仮名遣いを工作する」

２学期に入り、母の仕事も娘の生活もドタバタ続きの我が家ですが、ここに来てやっと一息つくことができています。例年シルバーウィークは義実家へ出かけていましたが、今年は家でゆっくりすることに。と言っても、日中は外で過ごす時間が多く、結局取り組みは夜となってしまうのですが、それでも気持ちにゆとりがあるって素晴らしい！とついつい、感じてしまいます＾＾；

英語育児の見直しをスタートと言いながらも、結局は母語の取り組みがメインの我が家。平日はなかなかまとまった時間が取れないため、今日は２時間コースで「長音の仮名遣い」に関する取り組みを行ってみました。事前に用意したのは、こちら。イラストをただラベルシールに印刷しただけのもの。本来であれば、絵カードを用意すべきところ、この際娘に作ってもらおうと手抜き教具の出来上がりです（笑）。

エーワン ラベルシール ノーカット 20枚 28409


実は、今回このおしごとを準備するきっかけとなったのは、相変わらずはまりにはまっているこちらのワークブックからでした。きっと娘にとっては、ワークブックをしたことがないから新鮮で仕方がないだけなのかもしれませんが、とにかく帰宅すると即これに取り掛かります＾＾；子どもが喜んで学習するための仕掛けがあちこちにあるため、何が何でもやらないと気が済まない（笑）。またこの仕掛けについては、いつか別に綴るとして、今回の「のばす　おん（＝長音）」は、丁寧におしごとを行なうべき分野であると痛感しました。

1年生の学習 こくご・さんすう・りか・しゃかい (学研おうちゼミ)


長音について検索をすると、よく例として挙げられているのが、家族の呼称について。「おかあさん」「おじいさん」「おばあさん」「おにいさん」「おねえさん」などなど、個々に発音してみると、すべて長く引き伸ばした音であることに気付かされます。ということで、ただいま、娘、「おかあさん」を作成中。

出来ました！（笑）

家族全員が登場し、「おとうさん」だけがオ列の長音（オ列の仮名に「う」を添える形）であることに気付かされます。おうちゼミの選択肢にもあった「おとおさん」はもちろん間違い。けれども、まだ慣れない子どもたちは、ついついこれを選んでしまうのも分かる気がします。

「おかあさん」「おばあさん」のような「ア列の長音」なら、そのまま「ア列」の仮名に、「あ」を添えるだけ。「おじいさん」「おにいさん」のような「イ列の長音」も、そのまま「イ列」の仮名に「い」を添えるだけです。でも、「おとうさん」だけは例外。そんなことを、マリーアンさんでDLさせていただいたひらがな表に色付けをしながら、確認していきます。

その他、「すいどう」「そうじき」「れいぞうこ」「ほうき」「しんごう」「とうだい」などなど、オ列の仮名に「う」を添えるオ列の長音のステッカーを貼りながら、一つずつ名称を書き入れていきます。案外探してみると、様々な単語があり、結構長時間の作業となりました＾＾；

ワークブックでは５分足らずで終了してしまった、「長音の仮名遣い」ですが、こうして難しい部分だけ取り出してみると（困難性の孤立化）、何時間でもおしごとができてしまいます。そう思うと、やっぱりワークブックだけではどうしても不十分な気がします。けれども、おしごと前の弱点探し、もしくは確認作業としての位置付けであれば、とても効果的な方法だと今回初めて感じました。やはりおしごととして、こうして一つ一つ分析をしながら進めることは、子どもにとっても楽しい作業で、なかなか平日には見ることが難しい集中現象も見られた今回の取り組み。

５歳になっても、工作が大好きな娘には、母があらかじめ準備した絵カードよりも、こんな作業の方が良さそうです＾＾：・・・と、都合よく解釈して、少しでも手間を減らしたいとついつい願ってしまうYuzyママでした（笑）。

姉妹ブログ「Yuzyな日々～今日も楽しく親子英語～」細々と更新中＾＾；

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