歴史を感じること | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。


職場に母と同じようなバックグラウンドの同僚がいます。母語である日本語・英語・韓国語の3ヶ国語を駆使する彼女。けれども、母と違うのは3ヶ国語がすべてネイティブレベルであるということ(笑)。旦那さんも日本人でありながらも、ずっとインターにて教育を受けてきたため、完全バイリンガル。そんな言語に長けた両親を持つ、同僚の息子君6歳は、さぞ外国語に秀でていると思いきや・・・。

「子ども時代に身に付けて欲しいのは、国語・算数・歴史」

夫婦でジャーナリズムが専門の同僚の家庭では、絶対に外せないのは「外国語」ではなく「歴史」だといいます。

学生時代、歴史の授業は退屈でしかなかった母。大河ドラマよりもトレンディードラマが見たかったクチです(笑)。けれども、モンテッソーリ教師養成講座にて改めて「歴史」という分野を学んだ際に、こんな切り口で学習することができれば、きっと楽しかったに違いないと感じました。

幼い子どもにとっては「今」がすべて。昨日も明日もなかなか想像が付かないでしょう。少し前までの娘もそうでした。けれども、年齢を重ね5歳にもなると、昨日・明日以外にも、来週、来月、来年そんな時間の感覚も刻まれてきたようです。

地球上において自分の居場所を物理的に把握できるのが地理だとしたら、過去から続いている時間において、自分の居場所がどの地点に存在するのかを知ることができるのが歴史。過去の人類の功績を記録した歴史に感謝すること・・・そんなことが幼少期から必要だと言います。

現在を生きる娘にとって、過去を感じることは難しい課題に思えましたが、そんな一見難しそうなことを容易にしてしまうのがモンテッソーリ教育の素晴らしいところ。教師養成講座の歴史の学習は、こんな具体物を始めるところからスタートします。

壁時計、腕時計、ストップウォッチ、懐中時計、砂時計、カレンダーなどなど。

これらはすべて「歴史」を刻んでいるもの。そんな身近な具体物を用意することで、2歳児でも歴史を感じることができると言います。

日ごろ、時計の読み方を一緒に練習しても、なかなか娘と一緒に「1分間」、時計が動くのを確認したことはありませんでした。ストップウォッチの数字が絶え間なく変わって行く瞬間は、まさに歴史が動いている瞬間。砂時計の砂が落ちる時間も、歴史が刻まれている時間です。

こんな身近なもので、歴史を感じることができるのなら、もっと娘が小さいうちに一緒に楽しんでみたかった!と感じたりもします^^

ベランダに咲く朝顔を見ながら、一緒に種を蒔いた日を思い出した様子の娘。あれから季節が変わり、これから寒い季節へと向かっていくことを感じると、こんなところでも時間の流れを感じたようです。

そんな「流れ」を少し意識してみると、自然と歴史に感謝することができるようになるのかもしれないですね。今日があるのは、昨日があったから。当たり前のことが、尊く感じられるのも、モンテッソーリのお陰です。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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