一旦休止した時期はあったものの、そろそろこのブログを開設して2年。モンテッソーリ教育初心者の自分がこんなブログを綴ること自体どうなのかと悩んだ時期もありましたが、娘の成長記録も何らかの形で残しておきたいという想いから、思い切って始めてしまったこのブログ。
先日も「2歳児のモンテッソーリ」という記事にて少し触れましたが、元々は成長記録で始めたこのブログも、最近はどこかモンテッソーリ教育を一人でもでも多くの方に知ってもらいたいという気持ちでPCの前に座ることが多くなりました。
■おしごとよりも伝えたいもの
けれどもそれは、決してモンテッソーリのおしごとをご家庭で推奨している訳ではなく、マリア・モンテッソーリ女史の視点を少しでも多くの方に知ってもらいたい・・・。ちょっぴり見方を変えるだけでで、今まで見えていた子どもの姿が別の姿に見えるということを体験してもらいたい。そんな欲が出てきたようです。 仕事しか能がないと言われ続けたこんなダメ母に勇気と希望をくれたモンテッソーリ教育。きっと世間の良識あるお母さん方だったら、我が家以上にその素晴らしさを感じてもらえるのではないかと、ついつい思ってしまうのです。
国際資格はもちろん、国内のモンテッソーリ教師資格を取得された先生方と比べれば、今まで受講してきた海外の通信だけでは、なかなかモンテッソーリ教育の本質をきちんと捉えることが難しいのかもしれません。まして我が子しか関わったことのない母には、提示の技術やその他についても国内外のモンテッソーリアンの先生方と比較にならないお粗末さであることは間違いありません。
ただ唯一同じ土俵に立てるものがあるとすれば、マリア・モンテッソーリという一人の女性を心から尊敬する気持ち。敬愛する気持ちだけは勝っているも劣っているもないものだと思っています。
けれども、モンテッソーリ教育の目的や方法を正しく理解するには、あまりにも膨大すぎて、なかなかすべてを一度に理解することはできないのが現実。決して幼児期にはとどまらず、この先の学童期、そして思春期でさえも娘の成長を通じて、ゆっくりとそして確実にモンテッソーリ眼を養っていくことができたらと感じています。
■自分の知らない教育法、そして役割
世の中にはまだまだ知らない教育法がたくさん存在します。もしかすると、今後モンテッソーリ教育よりも惹かれる教育法と出会う可能性だってあるのかもしれません。モンテッソーリ以外にもシュタイナー、フレーベルなどなど、それぞれ惹かれる部分を子育てに取り入れていくことだって、もちろんあり得るでしょう。そして国内の教育法にも素晴らしいものはたくさんあるはず。ただ残念なのはこの素晴らしさを心より実感できるのは、その教育法ときちんと向き合った人だけという点。
だからこそ、このブログを訪れてくださる皆さんからいただくコメントやメッセージで、知らない世界を教えていただいています。同じモンテッソーリ教育でも、それぞれのご家庭の経験を通じて、新たな側面も見せていただいています。恩返しと言うには程遠くても、今、こんな自分でもできることがあるとすれば、我が家の日々体験しているモンテッソーリ教育を伝えていくこと。これが、このブログを綴る理由なのだと思います。
いつか、自分でもできることから、自分にしかできないことに変えていけるくらい精進できたら・・・。
そんなに命があるのかは微妙ですが(笑)。
いつも数あるブログから遊びに来てくださる皆さん、本当にありがとうございます。
改めて感謝の想いを叫びたくなる、そんな火曜日です^^
姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;