最近の娘、面白いことをやっています。日々のおしごとを携帯したいというのです。
例えば、先日記事にした名画の絵カード合わせのおしごと。外でまた何処でこれらの絵と出会うか分からないので、持ち歩きたいといいます。
ということで、いつもお世話になっているMontessori Print Shopよりブックレット版をダウンロードし、日本語でタイトルを書き入れ、絵本のような形にしています。
そして、先日お友達からいただいた花図鑑。外で、何の花と出会うか分からないため、こちらも自分であらかじめ絵を描いておき、ブックレットにすると、毎日お花の絵をせっせと書き続けています(笑)。(「だったら最初から、本を持ち歩けば?」なんて野暮なことは言わないようにします^^;)
散歩でよく見る花図鑑
このように自分のおしごとをブックレットとしてまとめて、作品のように仕上げることが多いモンテッソーリ園。色紙で表紙をつけ、リボンなどで美しくまとめると、より一層自分の作品に愛着が増すようです。我が家はついつい、ホッチキスにマスキングテープと言う最もシンプルな方法で綴じてしまうので、今後はもう一手間かけてみようと思います^^;(以下、写真はすべてMontessori Print Shopより拝借しています。)
モンテッソーリ園での日々の体験を形として残すことができるこれらのブックレット。一見、どんなおしごとでも綴れば良いように見えますが、モンテッソーリアンの先生方は、ブックレット作成の際、こんなことを心がけているそうです。
●簡単なものから複雑なものへ
●リアリティーに基いているもの
●日々の体験を言葉に置き換えること
これらのブックレット・・・。もちろん、絵画の作品名や花の名前以外にも、色々とまとめることができます。
娘が2歳の頃お世話になった、特定の色を集めたタイプのブックレット。
今後必要になりそうな、お魚の種類を表したもの。
これは、母も只今準備中の幾何タンスのブックレット。
準備しようと思いながら、なかなか出来ていない年中行事のブックレット。
ライフサイクルを写真で表したもの。
防災訓練が近いうちにあるので、そんな時には、自然災害について一緒に確認するのも良い機会だと思っています。
雲の種類など、小学生になっても、自分の興味に合わせ、知りたいことを深く掘り下げていくことのできるタイプ。
などなど。
これらを日本語にし、日々の生活に合った写真に置き換えるのは一苦労なのですが、こんなテンプレートを参考にしながら、適宜作ってみたりしています。(といっても、今回のように、そのままテンプレートを使用し、 娘が日本語を書く!という手抜きバージョンもありますが・・・^^;)
こうやって書き出してみると、モンテッソーリのおしごとが小学校受験にも通ずると言われる理由が分かる気がします。「覚えなさい」というアプローチではなく、興味のあるものを、形として残していくこれらのおしごとは、知らず知らずのうちに子どもの中で知識として積み重なっていく。モンテッソーリ園を卒園した子どもは、大人でも知らないことをよく知っていると言われるのが、分かりますね。
日々の体験を形にするブックレット。
我が家も、今後ますます出番がありそうです^^
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