日常生活の練習を振り返る | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。



4歳半になった娘。

2歳半過ぎから家庭内でおしごとを始め、長い間「日常生活の練習」を中心に行なってきました。しかし、3歳半を過ぎ、書くことへの敏感期が始まってからは、徐々に言語教育へ移行。また、4歳になってからは算数教育も加わり、なかなか出番がないのが「日常生活の練習」。

当時の教師養成講座のマニュアルを見返すと、実は今まで一度も経験していないおしごともたくさんあります。

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予備活動:じゅうたんを広げる、じゅうたんの周りを歩く、椅子に腰掛ける、線上歩行、スプーン・フォークを分ける、水を注ぐ

自己への配慮:着衣枠、手を洗う、歯を磨く、爪の手入れをする、ボタンをつける、ランチをつめる、魔法瓶から注ぐ

環境への配慮:タオルをたたむ、掃除をする、ほうきで掃く、水滴を拭く、種をまく、植木に水をやる、鏡を磨く、ランチョンマットを拭く

社交的な振る舞い:挨拶をする、礼を言う、電話に出る、鼻をかむ、咳をする、くしゃみをする

その他:石鹸を削る、色水を混ぜる、穀物をあけ移す、卵をパックに戻す、洗濯ばさみをつまむ、塩に色付けをする、蝶結びをする、コインを落とす、プレゼントを包む、お泊りの準備をする、にんじんを剥く、バターを塗る、テーブルセッティングをする、サングラスを拭く、鉛筆を削る、靴を磨く、電池を交換する、靴下をたたむ、救急車を呼ぶ、Tシャツをたたむ、釘をさす、オレンジジュースを作る、ゴミを分類する

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海外のマニュアルのため、日本とは分類の仕方が異なるものもありますが、こうして書き出してみると、まだまだ興味を持ちそうなおしごとはたくさん。

現在向き合っている「蝶結びをする」に加え、「プレゼントを包む」はどんぴしゃな予感!どこか、自分の手で魅力的なものが作り出されることに、喜びを感じているようです。

娘が「日常生活の練習」をメインにおしごとしている頃は、おしごとへの誘いかけがまったく分かりませんでした。新たなおしごとを用意し、棚に入れておく。娘が興味を示せば提示をするし、そうでない時はスルーしてしまったおしごとも。

子どもがやりたいと言わなければ、提示はしないというのは、大きな誤りであるということを知ったのは、最近になってからのことでした。モンテッソーリの言葉の真意が、実は理解できていなかった・・・ということが、多々あります。

自分では子どもの正常化に向けて努力しているつもりでも、実はまったく逆のことをしている。そんな場面も決して少なくありません。

モンテッソーリ教育と出会い、今日という日まで、日々反省ばかりの道のりでした。きっと、これからも、同じ道の繰り返しになると思いますが、それでもちょっぴり前進していると信じて、母も提示練習に励みたいと思います^^;

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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