フィンランドの教育とモンテッソーリ教育 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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こちらは、今日フィンランドの学会帰りの教授の方からいただいたお土産。ムーミンツアーを楽しむ日本人観光客を見て、娘を思い出してくれたとのこと^^でも、肝心の娘は、「外国」な味にビミョーな顔をし、一口で「いらない」と・・・(汗)。またまた、母ばかりが太っていきます。

フィンランドといえば、姉妹ブログではカテゴリーを設けているほど、母にとって気になる国。本気でヘルシンキの小学校の視察に申し込もうかと考えた時もありました(笑)。

OECDの学力調査(PISA)で世界一となったフィンランドの教育。当時は、英語教育の切り口からの興味が強かったのですが、この1冊を読んでみると、モンテッソーリ教育と通ずる部分が多くビックリ。

知識ゼロからのフィンランド教育
知識ゼロからのフィンランド教育

特に幼児期の子育ての際の、大人のスタンスはモンテッソーリと全く同じ。「してあげる」のではなく、必要な時に「手を貸す」という黒子のスタンスがフィンランドの子育てでも大事だと考えられているようです。

Montessori MuddleというこちらのHPには"Finnish Schools and Montessori Education"という面白い考察がありました。モンテッソーリアンから見たフィンランドの教育の優れた点について、こんなポイントがありました。

●仲間とお互い教え合う姿勢
学力がばらばらの生徒がひとつのクラスに存在するとき、一歩進んでいる子はちょっぴり遅れている子に教えることで更に自分の知識を強化できる。そして、教えてもらった側の子は、実は先生に教えてもらうより効果的だったりする。まさしくモンテッソーリの縦割り活動で見られるような図式ですね。子ども同士がしっかりと教え合うこの姿勢は、競争や点数にしばられないからこそ、当たり前のこととして存在するのではないかと感じました。

●柔軟なカリキュラム
HPに載せられていた映像で、校長先生の仰った「この学校は私たちの学校。政治家のものではない。」という発言。とにかくカリキュラムが柔軟で、先生一人一人の裁量に任されていることも、どうやら成功の秘訣のようです。だからこそ、フィンランドの教師は小学校でさえも、修士課程を修了していなければならず、モンテッソーリ教師同様、非常に多くのトレーニングを積む必要があるそうです。だからこそ教師という職業が、社会的な地位も高いというのも非常に頷けます。

・・・と、いただいたムーミンをきっかけに、またまたフィンランドの教育について調べてみたくなりました^^

ちなみに我が家にはフィンランド語で書かれた教科書があります。
一体いつになったら解読できる日がくるのだろう・・・(笑)。

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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