モンテッソーリ・感覚教育「雑音筒を楽しむ」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

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中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

今週は、新しい感覚教育のおしごとに誘ってみました。子どもの家に通い始めてからは、園での教具との出会いを特別なものにするためにも、なるべく家では新たなおしごとは解禁しないようにしていましたが、夏休み中ということもあり、娘の敏感期に合っていると思われるものは、家でも進めてみることにしました。

特に最近は、夜聞こえてくる蝉の音に敏感な娘。

「セミさんのこえが、いつもよりおおきいね。おなかすいてるのかな。」
「あれ、セミさんがないていないね。ねちゃったのかな。」

そんなやり取りをしながら耳を澄ますことが多くなった最近。母がおしごとに誘ってみたのは、こちら。

Kid Advance Montessori Sound Boxes
Kid Advance Montessori Sound Boxes

雑音筒と呼ばれる感覚教育の教具です。赤と青が対になっている筒には、小石、砂、米ぬかなどが入っています。6種類の異なる音を、耳のそばでしっかりと振り、同じ音を対にしたり(ペアリング)、音の強弱の順番に並び替える(グレーディング)といった、音の違いを識別する教具です。

今回、我が家が使用したのは写真のような赤と青の筒ではなく、円柱さしを彷彿させるような、こちらの教具(笑)。実はこれ、廉価版を扱う海外のモンテッソーリショップで買い物をした際、間違って送られてきてしまった商品。返送料の方が高いからと言う理由で、そのまま頂いてしまったラッキーなお品でした^^
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母が提示を一度見せた後、娘が挑戦。本来は、音の強弱の差が一番大きいもの2種類、もしくは3種類ぐらいからスタートすると教師養成講座では習いましたが、4歳の今ならもうできるのではないかと、敢えて6種類一度にスタート。あれれ・・・!?並べ方や置く位置など、かなり怪しげです(笑)。
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全部かごから取り出したら、片方のグループの一番手前の筒を取り出します。
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利き手で雑音筒を耳元に近付けて振ります。次にもう片方のグループの一番手前の筒を取り、同じ大きさか確認。違ったら次の筒を振って確認し、対になるまで繰り返します。
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全て対になりました。
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全て対になったら、もう一度対になった音が同じか聞いていきます。この時犯しやすいのが、同時に振って聞き比べようとしてしまうこと。娘も最初、思いっきり両手を振っていましたが、途中で音が聞こえないことに気づいた様子。左手は降ろし、右手だけ一生懸命振り直しています(笑)。
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本来は赤と青の2種類の筒で成り立つのが雑音筒ですが、こちらの教具は2種類に分かれていないため、正誤表の意味を込めて、筒を開けてみることに・・・(って、本来は厳禁でしょうね^^;)。この蓋の開け閉めだけで、別のおしごとが成り立つほど、手の運動になっている模様。
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わぁ、こんな豆粒大の玉が入っていました!
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その他、プラスチックビーズ、鈴、砂、ネジ、真鍮のビーズ、玉の6種類で構成されていました!
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今まで感覚教具を使ったおしごとは、視覚が中心でしたが、初めて聴覚のおしごとを行い、親子共々新鮮でした。このペアリングの作業は、集中しないと大人でも難しく、娘が寝た後夜な夜な提示練習に励んだ母^^;

聴覚に訴える教具は初めてでも、実際ペアリングやグレーディングといった操作は、教具を使ってはもちろんのこと、使用せずとも実生活の中で行なっている作業なので、おしごと自体は、特に難しいことはなく、ゲーム感覚で何度も何度もムキになって筒を振り続ける姿が印象的でした(笑)。

この雑音筒は、手作りされている方もたくさんいらっしゃると思います。海外のホームスクールママたちも、中身を工夫しながら、我が子専用の素敵な雑音筒を作られているようです^^

我が家も今度は、母が作るのではなく、「雑音筒作り」をおしごとにしてみようかと企み中です(*^^*)

姉妹ブログ「Yuzyな日々~今日も楽しく親子英語~」細々と更新中^^;

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