最近、数に対する興味が顕著に出てきた娘。週1回通う子どもの家でも、積極的に数のおしごとをしているようです。
この日は、「数字と玉」というおしごとをしてきました。
型抜き数字の下に、赤い玉を並べて、数字と数量の関係を理解します。また、子ども自身が数字を並べることで序列の理解の確認もできるのが、この教具。型抜き数字は、鏡文字、鏡数字の訂正を子ども自身に促すことができるという役割もあるようです。数字を直接形として触れることのできるこの教具は、余計に数を魅力的なものにしてくれるかもしれないですね。
そして特徴的なのは、並べ方。
玉を二列に並べ、奇数のときは、玉を真ん中へと配置するという点。玉と玉の間に指を通し、通ったら「偶数」、通らないときは「奇数」。「2つそろうと、おともだちがいるんだよ。ひとつだと、おともだちがいないの。」と娘が教えてくれました(笑)。このように視覚だけでなく、感覚も通して「奇数と偶数」を知ることができるだなんて、母は驚きです!
子どもの家では、十分に数字と玉に触れ、視覚的・感覚的に数字に触れた後、「数字と玉」のシール貼りのおしごとをしてきました。
それから数日後。家に帰ってくると、母の不在時に作ってあった作品がこちら(笑)。赤い玉の代わりに、スタンプを数字の数だけ押し、奇数のものは真ん中にスタンプが押されています^^
「お友達がいる」「お友達がいない」と何度も楽しそうに繰り返していましたが、実はこれは奇数と偶数の概念をしっかり確立していっている一幕なのだと思うと、何だか不思議な感覚でした^^シールを貼る手、玉を並べる手を見ると、まさしくこれは日常生活の練習の賜物。あけ移しの活動などを通じて整った手があるからこそ、このおしごとがこれほど満足してできるのだと実感しました。
母たちが小学校で習った「奇数・偶数」を、こんな風に視覚的・感覚的に捉えることのできるモンテッソーリの算数教育はやっぱり魅力的。これから、娘と一緒に数の世界の魅力に、母もどんどんはまっていきたいと思っています(*^^*)
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