モンテッソーリの発展活動は、制限なしに、様々な教具を組み合わせ、子どもたちの無限の可能性を尊重します。提示を受け、模倣を繰り返し、次第に自分のパターンを創造し始める。こんな姿が見られたら、その子は概念を獲得し始めたと推定できるようです。
・・・我が娘、この時、作っていたものとは、こちら。
確かに独創的(笑)。でもこれは、基本操作のグレーディンングを基にした「発展活動」ではなく、ただむやみに教具を組み合わせているだけ。決して論理的な使用とは言えないものでした。
この状態を通信講座の講師に相談したところ、「次の活動へと移るサインでは?」とのお答え。確かに最近の娘を見ていると、自分から積極的にこれらの教具へと関わっているものの、実際にはこの教具の持つ概念はすでに獲得している様子。なんとか自分なりにもっと面白いものができないかと模索しているようでした。
モンテッソーリ教師にとっても、難しいのが次の教具へ進むタイミングの見極めだと言います。まだ概念が獲得できていないのではないかと危惧し、必要以上に長い時間を一つの教具にかけてしまう。これが多くの教師が犯す過ちだとモンテッソーリ自身も著書で述べています。
モンテッソーリ園では、異年齢混合クラスのため、1年中同じ教具が棚に並んでいますが、家庭の場合は、子どもがマスターをし、十分関わったと感じられるものは、棚から外すというのが基本のスタンスのようです。時には、自信を取り戻すという意味で、すでにマスターしている教具とまた関わるということもありますが、基本は次のものへと誘導してあげることだとか。
・・・ということで、我が家もそろそろ次の段階へと出発する時期が来たようです。母、提示の見直しの開始です(汗)。
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