モンテッソーリ・言語教育「文字の識別遊びのはずが・・・」 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

ひらがなの敏感期を迎えている娘。

こちらで触れたように、最近は言語教育の環境作りを始めた我が家。ひらがな50音のスタンプ同様、こちらの母の手作りカードの出番も多いこの頃です。

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トランプの神経衰弱が好きな娘。本来は、「文字の識別遊び」という、鏡文字になりやすいもの、字形の似通ったものを数枚選び、同じものを選んでいくというおしごとをしようと作ったものですが、完全にゲームとなっています^^;
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自分がカードをめくったら、まずは音読。母のカードも音読してもらう。こうすることで、読める文字、読めない文字が確認できます。
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ちなみに、清音だけでも、神経衰弱をするには枚数がありすぎるので、「ア行~サ行」「タ行~ハ行」といったように、分けて数回行いました。

神経衰弱が終わると、今度は自ら並べるおしごと。
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これは、ひらがなスタンプの際、コントロールチャートを何度も見ているせいか、完全に順番は暗記しているようです。
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朱線が下方に引いてあるのは、2枚ずつあるカードの1枚のみ。いつでも手前にくることを示す印です。
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さぁ、無事終了!片付ける際にも、50音順にして片付けるので、こう並べると、片付ける本人もらくちんなはず!?
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このカードを作ってもう数週間経っていますが、これは久しぶりのヒット教材(笑)。まだ読み方が怪しいものも以前はありましたが、このカード遊びを繰り返すことで、間違えることがなくなりました。

今回このカードを作るにあたり、参考にしたのはモンテッソーリ教育〈第5巻〉言語教育―理論と実践 (1985年)。砂文字と同じ大きさの文字をカード化するとあったため、我が家はモンテママさんのたからものさんで購入させていただいた「ひらがなの砂文字板」をコピー機に載せてコピーし、それをラミネートして切るといった超アナログ方式で作成しました^^:

アイリスオーヤマ ラミネーターA4 LTA42E
アイリスオーヤマ ラミネーターA4 LTA42E
アイリスオーヤマ ラミネートフィルム A4 100枚入100μ LZ-A4100
アイリスオーヤマ ラミネートフィルム A4 100枚入100μ LZ-A4100

文字も黒一色、絵も柄も一切ないこのようなカードが幼児に受け入れられるのかと思いきや・・・。

めちゃくちゃ受け入れられます(笑)。

まさに、モンテッソーリの言う「性質の孤立化ー目的となる性質のみを変化させる」とはこのこと。カラフルで絵のついた可愛いカードよりも、ひらがなのみに集中できる地味なカードを好むんですね^^;

恐るべし、モンテッソーリマジック!と、またしても感じてしまった母でした(笑)。

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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