最近の通勤のお供はこちら。
日本モンテッソーリ教育綜合研究所にて購入したモンテッソーリ主要著書の中の1冊です。
モンテッソーリ教育について勉強し始めたころ、福の木モンテッソーリ教育研究室さんがおススメしてくださり、読み始めました。
まだモンテッソーリ教育自体にそれほど馴染みがなかった時期は、読みづらくて一時中断^^;けれども、教師養成講座を終えた今では、とにかく一字一句が心に響き、再読を繰り返しています。
イタール、セガンといった教育学の先駆者の研究を引き継いだモンテッソーリ。二人の著書をイタリア語に翻訳し、手で書き写したといいます。この著書の中で、モンテッソーリは「手で書き写すことにより、すべてのことばの意味を考えたり、著者の精神を読み取る時間を持てました。」と記しています。
実は、最近母もこの作業をしています。
といっても一字一句を書き写すのは時間的に不可能なので、ハイライトした部分のみを書き写す作業を夜な夜な行っています。
モンテッソーリの言葉通り、書き写すことで読んだだけでは伝わってこなかった、彼女の精神を読み取ることができる時間。一日の終わりにこれを行うことで、気持ちが安らぎ、また明日への活力にもつながっています。
不思議なのは、もともとは子育ての指針だったモンテッソーリ教育ですが、この教育に触れれば触れるほど、まさしく母の人生そのものの指針になってきていること。親である前に、一人の人間として「こう生きたい」と共感できる部分があまりにも多いのです。
100年以上の歳月を経ても、いまだ定着し続けるモンテッソーリ教育。出会えたことに感謝をしながら、これからもモンテッソーリの精神を少しずつ読み深めていきたいと思います。
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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