現在母が受講中のNAMC (North American Montessori Center)モンテッソーリ教師養成通信講座（3歳－6歳コース）も気が付けば残り1学期。
最近は、この通信講座についてお問い合わせを頂くことが増えてきました。「なぜ、わざわざカナダの通信講座を？」「果たしてどのくらいの英語力が必要？」「育児と両立できるの？」などなど。思いっきり母の主観的なお答えにしかなっていないですが（笑）、受講を検討中の方々にお役に立てればとよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。（プログラムの概要に関するFAQはNAMCのHPのこちらのページに掲載されています。）
Q:モンテッソーリ教育教師養成通信教育講座は、日本モンテッソーリ教育綜合研究所でも受講できますが、なぜ海外のNAMCを選んだのですか？
A:母がモンテッソーリ教育と出会い、様々な書籍を読んでいくうちに、一度体系的に学習したいと考えるようになりました。ただ、フルタイムで仕事をしながら2歳児（当時）を抱えての勉強は至難の技。通学制は当初頭によぎったものの結局は選択肢になく、必然と通信講座へ。その際、日本モンテッソーリ教育綜合研究所の通信講座も検討しましたが、こちらはスクーリングが課されているため、泣く泣く断念。なんとかスクーリング出席の条件がなく受講できるところで探したところ、見つかったのがNAMCでした！
Q:NAMCの3歳～6歳コースの受講期間と費用を教えてください。
A:3歳-6歳コースの受講期間は7ヶ月、費用は一括の場合$2,324.00（2013年8月現在）です。
Q:1週間に充てる学習時間はどのくらいですか。
A:NAMCのHPには、3歳-6歳コースの場合、週に3時間程度と明記がありますが、やはりノンネイティブの場合は、この時間数では難しいかと思います。母は、毎晩娘が寝た後の1時間程度をこの学習時間に充てています。
Q:受講に辺り、どれくらいの英語力が必要ですか。Yuzyママさんの英語力は。
A:これが一番多く頂く質問です（笑）。母も受講前の一番の懸念材料はここでした。しかし、その時のカウンセラーからのお答えは、ノンネイティブの受講生もかなり多く、アサイメントは文法ミスなどは減点対象にはならないとのこと。エッセイの構成や文法ミスといったことよりも、それぞれの概念がしっかり理解できているかが一番重要なことなので、伝わる英語であれば問題ありません。母の英語力は、大学はアメリカで卒業しているものの、韓国語にかまけていた時間が長く急降下中（笑）。
Q:実際にスクーリングに出席しないということは、提示はどのように学ぶのでしょうか。
A:感覚教育では39のアクティビティー、言語教育では20のアクティビティー、算数教育では51のアクティビティーの映像が講座に付随します。確かに実際の教具を触ったり、目の前で提示を見たりすることはできないのですが、映像の形で学習が可能なので、何度も繰り返し見ながら自分で学習が可能です。また、疑問点はすぐにチューターに質問が可能です。
Q:チューターとはどのような存在ですか。
A:NAMCの講座の魅力の一つにチューターの存在があります。このブログでも度々登場しますが、本当に心強い存在です。一人一人に専用のチューターが割り当てられ、講座受講期間中は無制限でコース内容のこと、モンテッソーリ園のこと、モンテッソーリ関連の育児相談などなど何でも相談が出来ます。我が家は英語育児を取り入れているので、バイリンガル教育に関してもよく相談させてもらっています。多いときは、1日置きくらいに質問のメールをしていますが、とにかく返信が早く、答えもとても丁寧。本当に親身になってくださり、とにかくこのチューターが母のモンテッソーリ育児におけるメンター的な役割を果たしてくれています。
Q:アサイメントとはどのようなものですか。
A:学期毎（3学期制）に、それぞれの分野（Montessori 3-6 Classroom Guide、Practical Life、Sensorial Development & Music Enrichment 、Language Arts Manual、Mathmatics, Culture & Science）から100問前後の問題が出されます。ほとんどが教材のマニュアルに答えが載っているものなので、それほど難しくありません。ただ、単純に答えをマニュアルより抜き出せば良いのではなく、自分の言葉で言い換えるパラフレーズが必要となってくるため、理解度は問われます。それぞれの質問に関する答えは長くても4~5文程度でOKなので、毎日コツコツ進めていけば、案外課題提出期限内には終わります＾＾；
Q:NAMCで講座修了後、モンテッソーリ教師になれますか。
A:ここはまだ母も経験していないため、HPや掲示板からのお答えになりますが、実際にはインターンからスタートするケースも少なくないようです。国際モンテッソーリ資格のAMI等と比べ、やはり学習に費やす時間も少ない分、一通り概念は学べるとは言え、決してこれだけで十分とは言えないかと思います。母自身も、この通信講座以外にも、書籍やワークショップ参加、アイちゃん先生のてんしのおうちなど、多方面でお世話になっているのも事実。本来であれば、通学制のコースでみっちり勉強できれば良かったのですが、やはり現状ではこちらの講座が一番無理なく学べるため、母にとってはベストな選択であったと思っています。
以上、よく頂くご質問をまとめてみました。書き忘れている部分もあるような気がするので、今後も定期的に気付いたことはアップしてみたいと思います。
決してモンテッソーリ園で働くことを目的とした受講ではないため、母にはこれくらい余裕を持って学習できるこの通信講座がとても合っていましたが、日本にも素晴らしい講座が数々用意されているので、ぜひ比べる際の判断材料の一つとして読んでいただければと思います。
その他、講座に関するご質問等ありましたら、コメント欄でもメッセージ欄からでもお気軽にコンタクトしていただければ、お答えできる範囲でお返事させていただきますね＾＾
ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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