提示の仕方で子どもは変わる!? | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

$モンテッソーリな時間

モンテッソーリ教師養成講座2学期目は「感覚教育」と「言語教育」。

しかし、学べば学ぶほど、「日常生活の練習」がいかに大切かを感じています。ついつい教具に魅了され、娘にやらせたいというより、母自身が触りたい欲求に駆られてしまうのですが、まずは集中して一連の流れが身についていないと、まだ感覚教具には早いというチューターの声。自分自身のコントロールに必死です(笑)。

とにかく今は、彼女のやりたいことを見極め、身の回りのことが出来るようになることを目標に、日々お手伝いに勤しんでもらっています。そして、母は隠れて、まだ「着衣枠」の練習^^;

すると、もうやらないかと思っていた着衣枠。
まだ出番がやってきました。

提示2回目の記録です。

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昼寝中に着衣枠(ボタン大)の練習を始めた母。
PCの前で、動画やらサイトやらをチェックしながら、動作一つ一つに気を配る。
「そういうことだったのか」と、何度漏らしたことやら。
やっぱり自分がよく分かっていない状態の提示は、相手を混乱させるだけ。
120%自信を持てるようになってからでないと、提示はしちゃいけないと痛感。

そんな時、昼寝から起きた娘。
PCの前に置いてあった着衣枠(大)を指差し、「これやる」と一言。
正直、まだ練習中でとても披露できる状態ではないが、
やりたいというのだから、やってみようと2回目の提示開始。

すると、娘。
やはり最初の提示よりは、母が見せるポイントをしっかり掴んでいたためか
提示もしっかり見るし、なんだかちょっぴり母の手に吸い込まれている感じ。
提示も最後まで見終わり、いざ挑戦。

すると、この間は一つも出来なかったボタンを外す行為は、何と最初のボタン2つは
難なく突破。
途中、堅かったらしく、少しサポートが必要だったけど、
明らかにこの間より上達。
いや、上達というより、やり方が分かったのだと思う。

そして、すべて外し終わったら、着衣の部分を両開きする部分も忘れてなかった。
あれも、しっかり提示を見たからだなと、母、ちょっと笑み。

さぁ、今度はボタンを閉める番。
これは、自分1人ではまだ出来ない様子。
でも、「おしい」と思う部分はいくつかあった。
思わず手助けしたい気持ちには幾度となくなったけど、
今日はまずボタンが外せたということだけで
十分だと思い、母の方から「これはこんどやろうね」と
さっさと切り上げ。

本当に提示の質で、こうも変わるのかと実感した瞬間だった。
でも、あの満足そうな笑顔。
あれは、どんな「ご褒美」よりも嬉しそう。
アンパンマンもプリキュアも敵わない(笑)。

「ご褒美なんてあげなくても、目を合わせて微笑むだけで子どもは十分満足」
と教科書にあった言葉を思い出した。

「アイス買ってあげるから」なんて言葉、もう必要ない。
そんな風に思える子育てがしたい^^;

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なんて記録が残っていました。

本当にモンテッソーリ教育は子どものための教育だけではなく、親自身の教育でもあるなぁと心底感じる日々。

アラフォーにして日々成長を遂げていっている(気がする)母。
第二成長期って今のこと!?(笑)

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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