並べたい敏感期 | モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

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日本海外問わず、モンテッソーリ関連のブログを拝見しているとよく話題に上がるのが「秩序の敏感期」。特に並べたい敏感期は、子どもたちには多く見られるようです。我が家の2歳10ヶ月の娘も御多分に洩れず、気がつくと様々な物を並べています。

モンテッソーリによるとこの「秩序」の敏感期は、生まれた時から始まり、幼児期前半にピークを迎え、5歳ごろ終わるといいます。いつも置いてある場所に物がなくて急に不機嫌になったり、いつもと違う散歩コースを泣いて拒んだり・・・。親にとっては大して重要ではないことにこだわる姿に理解が出来ず、逆に親の方が参ってしまう・・・。そんな話もよく聞きます。けれども、まだ言葉で上手く自分の感情を表せないこの時期。癇癪を起こして伝えることしか出来ないのは仕方のないこと。親にとって理解不能とも思えるこれらの行為は、子どもにとってはとても大事なこと。抽象的な思考をできるようになるための土台だからです。年齢が上がり、抽象的思考が可能になるにつれ、この秩序感も消えていくといいます。

確かに娘の場合も、ほんの1ヶ月前まではこだわっていたことが、嘘のようになくなっていったり・・・そんな場面がいくつもありました。でも、未だにこだわり続けているのは、この「並べる行為」。玄関の靴はもちろん、テーブルセッティングの際の食器の位置、そして自分のオモチャも気がつくと並べています。

モンテッソーリの教室では、用具・教具が決まった場所に毎日きちんと整頓されて置かれているのには、このような背景があると改めて実感しました。提示にも順序があり、活動の終了時には教具を元の位置に戻す。これらの秩序感が、今後へと繋がっていくようです。

よくモンテッソーリ園を卒園した途端、秩序感が消えていったという話を聞きますが、これはやはりある程度年齢的なこともあるのかもしれないですね。今まで出来ていた片付けが急に出来なくなったりすると、親としてはちょっぴり焦る部分もあるのでしょうが・・・^^;

我が家の敏感期はいつまで続くでしょうか。

ご訪問ありがとうございます。また遊びに来ていただけると嬉しいです。
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