こんにちは。

素敵なご家庭にめぐり合えて和やかにレッスンが進んでおります。

日々の保護者様の支えのおかげで、とても感謝致しております。

保護者様と接していると関心事は算数教育のようです。

今日はモンテッソーリ教育がおこなう算数教育の何が良いのか?またその重要性をお伝え出来たらと思います。

 

モンテッソーリ教育では具体的な体験を大切にしており、算数教育もその中の一つです。

例えば皆さんは

「れもん」という文字を子供が読めたとして、でも見たことがない・知らないと言ったらどう感じますか?れもんを購入したり、図鑑で見せたりしませんか?実物をみる重要性を認識しているからだと思います。

 

では、算数教育に関して

例えば5×4を子供が見たことがないと言ったらどう感じますか?

×4=20と答える事ができれば安心するのではないでしょうか?

 

子供が知らない、イメージできないと言ったら言語教育をはじめ他の分野では大人は焦る事が多いのですが、算数教育では危機感を感じる大人は少ないかも知れません。

 

しかし、子供は具体物を知っている・見たことがあるという経験は深く自信に繋がります。自信とは知っているという安心から育っていきます。

 

「れもん」でいうと具体物を見たことがあり、字も読め、字からイメージできてやっと知ってる!と自信に繋がるのです。

 

算数教育においてはなぜか数字があっていれば具体的なイメージができなくても問題視しない大人が多いように思います。

 

暗記は駄目、理解が大切だと言われますが、ではどうしたら良いのでしょう?

暗記は駄目ではありません。むしろ重要性を理解し積極的にするべきです。

あれは駄目、これは駄目ではなく、不足している部分を補えば良しではありませんか?

子供の自信に繋がる方法を皆さんが他の分野で実践されているのと同様に、算数の分野も実践すると良いと思います。

 

モンテッソーリの算数教育は具体的に大きさを見る、量を知る、公式を形として見る事を実践しております。見るだけ?と思われるかも知れません。

おそらくその感覚は義務教育のみで育った日本人だからです。

私自身もそうでした。

数字のみで育った世代は算数教育の見て知っているという安心がいかに子供の中で自信として根ずくかを経験していないからです。

モンテッソーリ教育は算数分野だけではありません。他の分野でも具体的に見て知っている!という体験を提供しております。

子供は見たことがある・知っているという安心から自信が育まれていく事でしょう。

 

我が子の成長は、具体的体験が大きかったと思います。

親や教育法のお陰というのはホンの少しで、子供の力・子供の頑張りが殆どだと感じます。

少しの配慮と環境を用意することで、子供は見て知っているという経験で深く自信として根づくんだなと子供の姿から学ばせてもらいました。

 

是非皆さんに算数教育の見る事の重要性を知ってもらいたいと思います。

お子様は勿論ですが、保護者様も気持ちに自信が生まれるかも知れません。

 

来月は保護者様をご招待しモンテッソーリの算数教育のかけ算・公式の理解を体験して頂く予定です。お陰様で午前中は満席、午後は少し残席がございます。皆さんの一助になれば幸いです。

 

平日の幼児クラスも満席近くになりました。もうしばらくは無料で体験頂けます。

ご興味のある方はお早めにお越しください。

 

こちらは目で見るかけ算↓

公式の形作りをおこなっております。