こんにちは。
体験ご希望者が増えて参りました。
ありがとうございます。
体験は1回無料で受けて頂けます。
満席になりましたら難しくなるかも知れませんので、ご興味のある方はお気軽にお申込み下さい。
こちらは教室にある花や葉です。
今日は文化教育の葉の形状や鋸歯についてご紹介です。
モンテッソーリ教育で花を飾ったり葉の観察をしたりするんだよね、とご存じの方もいらっしゃると思います。
これらの特徴は特別なモンテッソーリ教具ではなく、身近な自然である事です。
こちらは↓葉の形状と鋸歯名です。
鋸歯(きょし)とは
葉の縁にあるギザギザをいいます。
子供達は葉の形状や鋸歯名を知っていきます。
何の意味があるのだろう?と疑問に思うかも知れませんね。
鋸歯の役割とは?光合成の効率をあげるためにあるそうです。
文化の教育は地理、生物、物理、歴史と幅が広いのですが、共通目標は「自分の命と結びつけながら伝える」ことです。
「自然」「natural」という捉え方を子供にどのように伝えていますか?
「命」と感じる方も多いと思いますが、大切なことは「自然」にも人間が含まれるという事です。
この鋸歯の教材で子供の素晴らしいなと感じるところは、葉の気持ちになれたりするところ。
この葉はこんなに細くて風邪をひいたらどうしよう?だとか感情移入できるところ。
幼い頃に自然から多くを学び感じる心を培うと先の学びも豊かになるでしょう。
多くの知識を得ること自体に重きをおかず、知識から感情を得られるところが幼児期の素晴らしいところです。
早期教育と認識されている事の本当の素晴らしさは、知識から得られる平和心だろうと思う。命に感情移入できる幼児期に生命の仕組みを学んだ子供は生命(体も心も)を殺めたりはしない。きっと自分も他人も大事にする大人に育っていくでしょう。
そんな願いをこめて文化の教育をおこなっております。
こうした活動を総じてモンテッソーリ平和教育と呼び、私達モンテッソーリ教師の目標でもあるのです。
文化教育は幼児期に終わる事は少なく、小学生に続く領域です。
日本では継続して学べるモンテッソーリ園は少ないので、ご家庭で続けて頂けると有難く思います。
様々な形の葉があり、それぞれが生きている。みんな同じ命というお話をしてみて下さい。
難しく考えずに「生きているね」という感じで良いと思います。
自然の中で人間が特別な生き物ではなく「生きている」の中には私達人間も含まれる事を伝えていく事が大切です。
子供がわかっているのか、よくわからないという親としての心境はわかります。私もそうでした。
しかし、子供は成長し例えば生物を学んだ時に「ママが言ってたのはそういうことか!」と繋がる時が必ずきますよ。
ポイントは親も「命」に対する伝え方を知ることです。子供が成長し「モンテッソーリでやったよね」と一緒に思い出してもいいと思います。
かわいい純粋な幼児期と学童期にお楽しみ下さい。