こんばんは。
いつもありがとうございます。
今日は
モンテッソーリ「数訓練」と日本の「算数教育」について述べたいと思います。
モンテッソーリ教育では
子供は10までの数(数量、数詞、数字)をしり、10の組み合わせ(ex.1と9で10)を知ると、大きな数の構成へ進みます。
ex.2354 を二千三百五十四、と理解したら、足し算に入っていきます。
これを銀行遊びの加法と呼びます。
ex.
2354+2123=4477 とかね。
こちらは掛け算
難しそうですね。
幼児期にするんですよ。
しかし、モンテッソーリ銀行遊びの加減乗除は計算ではなく、意味を知る為のものです。
例えば足し算は
「小さい数と小さい数を合わせると大きな数になること、これをたしざん、ていうのよ」
と知るのです。
これを足し算の概念といいます。
概念は小さな数で知るより、大きな数で知る方がわかりやすいのです。
それは増える数の大きさが大きいので、
ホントだ、ふえた😍と感じやすいからです。
こうした足し算の意味(概念)を知るという学びを海外では6歳までの子供達に提供されています。
焦らずに丁寧に紹介されているという特徴があります。
ここが計算力に力を入れる日本の教育と違うところです。
日本の教育が駄目というわけではありません。
日本の義務教育の恩恵は計り知れません。
否定せずに違いを知ることが大切です。
そして家庭で担えることを積極的に取り入れて行く事が大切です。
実はモンテッソーリ数訓練は完璧ではありません。日本の算数教育に比べてスピード力は劣るでしょう。
簡単にいうと
日本の算数教育は暗記型+スピード力あり
モンテッソーリ数訓練は思考型、スピード力は劣性です。
トップ層の子供達はこれら双方(スピード力も思考力も)整えた環境にいるのが現状です。
スピード力と思考力の比較は
スピード力は短期間で上がりやすいですが、思考力は直ぐには身につきにくいという傾向があります。
こうした特徴を掴み、選択すると良いのではないでしょうか?
そもそも、モンテッソーリ教育は英才教育ではなく平和教育を目標としている教育法です。
ですが、真の英才教育は平和教育も大切にしていると感じています。
伸びる子供の特徴は
平和教育も英才教育も、学校も塾も、勉強も遊びも、日本語も英語も、〇か□かではなく、〇も□も、と別け隔てなく丸っとした心の持ち主が多いと感じています。
物事を肯定的に受け取り、子供達へ提供していく柔軟な考えが必要だと思っています。
今後も良い環境を提供できるように努めたいと思います。