昨晩は、弱い小売り売上でデータの発表、ソフトウェアセクターの大きな下落というネガティブなニュースがあった割には、忍耐強くホールドした感じです。下落はしていますが、かなり頑張っている感じです。

 

 

10/16

     

NYダウ

27,001.98

-22.82

-0.08%

S&P500

2,989.69

-5.99

-0.20%

NASDAQ

8,124.18

-24.52

-0.30%

Russell2000

1,525.06

1.76

0.12%

 

オープン前に発表された9月の小売り売上は、前月比-0.3%とエコノミストの予想+0.2%を大きく下回りました。しかし、これは市場にはあまりインパクトはなかったようです。これにより10月のFOMCでの利下げ観測が、この指標の発表前の76%から、指標発表後には87%と上昇しています。

 

 

昨日、大きく下落したのは、ソフトウェアセクターです。今年、何度か売り込まれていますが、また来たか、という感じです。きっかけは、Workday(WDAY)に関するアナリストのネガティブコメントと目標株価の引き下げ。

 

 

Workday(WDAY) -11% 

Adobe(ADBE) -2% 

ServiceNow(NOW)-7%

Paycom Software(PAYC) -4%

Atlassian(TEAM) -4%

 

 

結構派手にやられています。機関投資家の売りが出たのだろうと思います。

 

 

一方、薬品卸(Drug Distributors)のMcKesson(MCK)、AmerisourceBergen(ABC)、Cardinal Health(CAH)は、米国で今問題になっているオピオイド訴訟に関して、これらの会社が和解に近づいているとのニュースから、上昇しています。問題が解決し、不透明感が晴れることが好材料とされたということです。

 

 

市場全体のセンチメントは、47.6%とかなり弱気に寄っていましたが、49.1%とかなり回復してきています。センチメントは改善の方向と言えるかと思います。

 

 

<気になった記事から>

【バロンズ】バッファーETFが拡大する理由

https://jp.wsj.com/articles/SB12480707376259223915504585595231150368848

オプションを組み込んだようなものです。内容を詳しく理解しないで購入すると、思っていた効果が得られないことがあるので注意。日本でも出てくるかも。

 

【バロンズ】インカムを最大化する方法

https://jp.wsj.com/articles/SB10048301983862384494604585611342294896552?shareToken=st65b68feb17764a298cdad35a9776920f

ともかく利回りが欲しい投資家は、どんどんニッチな世界に入っている。大丈夫かな?ここに紹介されているものは、かわいいもの。全然エキゾチックでもない。訳分らんものも多いよ。気をつけましょう。