3連休2日目(2/11)、南伊豆遊歩道ハイキングに行ってきました。

 

うまくルートを組めないので、悩みに悩んで入間・妻良往復としました。

当初石廊崎から妻良までの片道で計画していたのですがうまく組めません。妻良方面から南行きのバスって10時台で終わりなんですよね。逆はあるけど直通はない。下賀茂を拠点にして妻良から石廊崎までにすればどうにかなりそうな気もしますが、日がまだ短いし、バスの時間に間に合わない可能性もあり難しそう。諦めました。

 

さて今回の入間・妻良間ですが、往路を遊歩道、復路を車道ということも考えたのですが(こちらの方が楽)、トレーニングということを考え、遊歩道往復にしました。

実際に歩いた高度グラフは以下になりました。低山ですが登ったり下りたりの繰り返しなので累積標高は約1300mになりました。距離は約17km、往復5時間40分(休憩込み)です。

たぶん普通の人だと入間から吉田海岸まででお腹いっぱいになると思いますのでマネしないでね(笑)。

 

それでは1日を振り返ってみたいと思います。

  行き道

さて、5時半に自宅を出発。順調に進み早川の先で朝を迎えます。

 

予定では9時半過ぎに妻良に到着する予定でした。しかし伊東でまさかの雨。それも強い。今日は晴れ予報だったのに。

 

伊東で雨宿りをしながら雨雲レーダーで確認すると停滞しているようなので、仕方なく雨具を着て出発することに。

 

しばらく走ると路面がシャーベット状?に見える。少しみぞれが降り、積もっていたようです。白線の上で軽く滑りました。今日は野外活動なのでドロドロの道の可能性もある。もう止めて帰宅した方が良いかなとも思いましたが、南伊豆なら西風が入るから雨は降っていないはずだと思い込んで進んでいきます。結局、稲取まで雨でしたが白浜までいくと青空になってきました。でも山の方は相変わらず雨模様です。

 

途中の<元気な百姓達の菜の花畑>では、もう見頃でした。

 

また<道の駅 下賀茂温泉 湯の花>も駐車待ちの大盛況でした。

 

その後、入間に行く前に妻良に寄り道して水(2L)をデポしてきました。

 

そして予定より1時間弱遅れて入間に到着。

 

  南伊豆遊歩道

今日のハイキングはこの入間からスタートです(10:40)。青空ですが山側には黒い雲がゆっくりこちらに近づいているような。

曇りなので暑くはならないと予想していますが、必要な飲み物は3Lと考え、ここからは1L持参していきます。

ウェアを全てトップケースに入れました(シューズとヘルメットを除く)。よく入ったなあ(笑)。

 

さて遊歩道に入った途端パラパラと雨が降ってきました。どうしようか。道がぐちょぐちょになるような雨になったら諦め引き返そうと決め、本格的に山に入ります。

#こんな感じの空模様です。結局雨が降ったのはこの時のみでした。

 

少し進んだら林道に出ました。その林道の終点に千畳敷の入り口があったので寄ってみることにしました。相変わらず下調べしないで歩いております。

ここまでで千畳敷だけを訪問予定の1組を抜く。

ここは迫力のある景色を望めました。お薦めします。先っちょまで行かないと見えませんよ。

 

ここの遊歩道、ほんと急登、激下りが続きます。

 

ようやく中間地点の吉田海岸が見えてきました。でも一度手前の海岸「富戸の浜」に下りてからまた登る必要があります。

 

「富戸の浜」までもうすぐです。

 

「富戸の浜」を逆から見たところ。

 

「富戸の浜」は噂どおりゴミだらけでした。

 

たまたまふと上を見上げたところ、こんなところに巨大なスズメ蜂の巣が。これバスケボールよりどかい。でも蜂はいないようです。この先で1名とすれ違いました。

 

ようやく吉田海岸に到着(12:15頃)。ふうー。

 

千畳敷に寄り道したものも含めて入間から約100分でした。結構きついです。まだ1/4ですが行けるでしょうか?

 

ここでお昼ご飯にしました。この海岸、景色が良く、いつ行ってもほとんど誰もいないので好きな場所です。

 

ここの関門を13時としていたので先に進みます。吉田海岸の集落ではアロエを栽培しています。

 

白鳥神社の前を通過し(ここの紹介は先日したのでパス)、さあここからまた遊歩道を妻良に向けて進みます。

 

ここから先はほとんと眺望はなく、森の中なのではっきり言って面白くないです。また道がわかりにくいし、コケだらけで浮石も多いので、迷い道、怪我に注意です。浮石で滑って少し足首を痛めたかなあ。

 

最初の登りで1組とすれ違いました。これ以降、今日は誰とも会いませんでした。

 

途中倒木がすごくてクリアするのには少し時間がかかりました。

 

道がわかりにくいですが、ときどき以下のようなロープがあるので、それを見つけながら進めば迷わないと思います。

 

ここを往復で歩いたのでわかったのですが、登りの時は階段が見えるので道がわかりやすいが、下りの時は本当にどこを歩けば良いかわかりにくいです。これ夏だったらどうなんだろうか。

基本、川(今は枯れている)の南側を歩けば迷うことはないと思います。

 

妻良の林道の終点に到着(13:40)。ここの関門を14時にしていたので間に合いました。約3時間でした。ちなみにここまでの歩程目安は5時間半らしいです。

事前に2Lをペットボトルを置いておいたのでそれを引き上げ、折り返します。

 

あとは同じ道を戻る修行なので省略します。

帰りも約2時間40分でした。基本歩きっぱなしです。水分補給は2Lを超えていたと思います。

 

  帰り道

帰りに雲見で写真撮影です。

 

連休の中日の夕方なのでどこも道が混雑していました。20km遠回りになるが西伊豆経由で帰ることにしました。道の駅伊豆月ケ瀬は残念ながらもう閉まっていました。ここで雨雲レーダーを見ると小田原あたりで雨が強く降っているようです。2時間ぐらいで通り過ぎてしまうように見えたので、修善寺で夕食を取り時間調整しました。そして家に到着する頃には小ぶりだろうと上の雨具だけ着て出発(19:30頃)。

 

三島あたりを走っていたら、「国道1号箱根、積雪あり、凍結注意(だったと思う)」という掲示が。「チェーン必要」とは書いていないので通れるだろうと先に進みます。道路脇に積雪はありましたが箱根峠までは問題なく到着できました。しかし問題はそこからです。下りになると、道が白く見え、タイヤ跡の轍がみえます。箱根新道はどうやら少し前に雪が降っていたようです。

 

前を走行する車が徐行し始めたので私もゆっくり降りていく。後ろの車はさらに徐行したのかまったくついてこなくなった。後ろから車が来た時に道を譲ることになるが、道路脇の白く見える所に入るのは危険なので、どうか後ろから車が来ないことを祈りながら下り続ける。
 

結局後続車は来ませんでした。須雲川ICを過ぎたら濡れた路面に変わり、普通に走ることができました。

 

冬の雨の日の夜間は箱根新道をバイクでは通ってはいけないなあとつくづく感じました。

 

その後、西湘バイパスに入ると雨が強く降ってきました。冬の雨を雨具なしで走るのはきついので、国府津ICで下り、東海道線ガード下に逃げ込みます(ここはいつも雨宿りするところです)。そこで雨具を履いてから帰宅しました。

 

  終わりに

・今回の南伊豆遊歩道ですれ違ったのは2組のみです。この他に千畳敷に行く方2組がいました。この遊歩道、アクセスするのが難しいので人気がないのでしょうかね。まあ吉田海岸<->妻良間は面白くないルートなので、踏破を目的とする方以外は行かない方が良いかもしれません。

 

・急登、激下りの繰り返しなので、丹沢あたりの山を登るより結構足にきます。特に激下りが私の後遺症のある足にはきつかったです。

 

・現地に行くまでの往復9時間以上、現地で約6時間の活動はきつかった。

伊豆の海岸は夏以外ならキャンプOKなのでキャンプ泊してトライするのが良かったかも。でも荷物を置いていくのはちょっとなあ。

 

・遊歩道には以前から少しずつ訪問しているので、あと2回程度行けば、南伊豆、西伊豆の遊歩道をすべて制覇できると思っています。