週末にツーリングに行きました。これは別途ブログを書きます。

 

景色が良い所があったので停車し、エンジンをかけっぱなしで以下の写真を撮影していました。すると、うん?、撮影中、突然エンジンが止まりました。

 

こんなことは初めてだ。なんか嫌な予感。数枚写真を撮ったあとでバイクの所に戻ってみたところ、メーター表示がなにもない状態でした。

 

キーを一旦OFFにしてからONに戻してみたけどメーターには何も表示しない。

 

やばいぞこれは。

 

ここは奥静岡の笠張峠の頂上付近で前後10kmぐらい民家がない所。

 

こんな時は慌ててもしかたない。一呼吸を入れてから、冷静に考えてみることにした。

 

まず、今日は猛暑日予報で暑いので日陰に入れよう。そして給水だ。

つぎに、今日は工具を持ってきていたかを確認した。スパナはあるが六角レンチは先日別の用事で利用したので入れていないと思う。

そして、原因として一番怪しいところを考える。やっぱりヒューズだろう。

これを確認するにはプラスドライバーがいる。車載工具は載っているが使ったことがない。車載工具を見たところ、ドライバーの先っぽとプラグ取り外しとスパナが2本が入っていた。

どうやらプラグ取り外しがドライバーのグリップになるようなので無理やり挿しこんでみた。本当にこの使い方なのか?。

 

とりあえず、サイドカバーが外れた。良かった。

#林業の方の車が数台通っていたので最悪工具は借りられそうでした。

 

ジクサー150には10A(アクセサリー)と15A(メイン)の2つのヒューズがある。確認すると10Aの方は生きていたが15Aの方が切れていた。原因はショートのようです。

予備のヒューズがそれぞれついていたので助かった。

車体故障でないのでどうにかなりそうです。

 

さて、ここからが問題です。

ヒューズを交換後、またヒューズが切れてしまったらもう動かすことができなくなります。

 

切れた原因は何だ。アクセサリならわかるがメインが切れるなんてやっぱりおかしいぞ。

 

電装系装置をたくさんつけているので原因がわからない。

エンジンが切れる直前に増設装置で動いていたものは、

 ・ドライブレコーダー

 ・イカリング

 ・瞬間燃費計

 ・USB充電

です。どれも中国製で怪しすぎるし、配線を覚えていないのでわからない。

 

とりあえずコネクタで取り付けている電装品のコネクタを全部外してみた。これでイカリング以外は外れたことになるので(イカリングはACCで光るようにしてある)、たぶんいけるはずだと新しいヒューズをつっこみ、キーを回してみた。

すると、一瞬メータがついたがすぐ消えた。あわててすぐキーをOFFにした。

 

やばい、終わった。頭が真っ白になりかけた。

 

しかし不思議とヒューズは生きていた。

 

もう仕方ない。バッテリーに直結増設していたケーブルを全て取り払った。これならもう接続したものは何もないので問題ないだろうと、キーを回したところ、無事ジクサー150は生き返りました。

 

ふぅー。助かった。

 

でも予備のヒューズがないので、また切れたら走行不能になります。

この状態は工場出荷時の状態なので、もう切れることはないだろうとツーリングを続けることにしました。

 

そして帰路の途中で街でカインズを見つけたのでヒューズを調達、その後も特に異常なしで無事帰宅できました。

 

まだ原因を調べていませんが、自分で作っていた配線図でチェックすると、

どうもドライブレコーダーかその手前にある3極スイッチあたり、もしくはフォグか、そこで利用したリレーでショートしているような気がします。

後日考えてみたところ、これらはあったとしてもメインヒューズが切れてしまうことは考えられません。詳細は下の追記で書きます。

 

週末にでも原因調査することにします。

あー暑い中、時間がかかりそうだ。

 

実はこの日のトラブルはこれだけではありません。いろいろあり本当にバッドデイでした。

 

#2022.6.30追記

 今回の症状は増設装置の配線図を見てもどうしても説明がつきません。ジクサー150の配線系統に影響を与えないように配線系統を作ったはずなのに。

 全ての増設装置はリレーを使ってジクサー150の配線系統とは別系統・バッテリー駆動になるようにしていました(ACC電源だけは接続していて信号として利用していた)。

そこでジクサー150のサービスマニュアルの回路図をずっと眺めていたところあることがわかりました。

 シート下にある防水6Pコネクターからアクセサリー電源を取る製品がありますが(私もここからDIYで取っています)、これ確かにキー動作に連動します。しかし実はこのライン、メインヒューズ(15A)を通っています。

 アクセサリー電源を使う場合、サブヒューズ(10A)を通るラインから取るべきだと思います。サブヒューズを通るアクセサリー電源はライセンスプレートランプやリヤブレーキスイッチ、ターンシグナルリレーあたりになります。

 ということで、今回増設装置の配線系統をジクサー150の配線系統とはほぼ別にしていてアクセサリー電源を信号として防水6Pコネクターから取っていました。たまたまこのACC信号が何らかの原因によりショートしました。それによりジクサー150のメインヒューズが飛んだというように解釈できるようです。

 ジクサー150本体の方にまで影響がでるとは思っていませんでした。

これでようやくどこが原因か調べることができそうです。

 

<今回の教訓>

 ジクサー150のアクセサリー電源は防水6Pコネクターから取ってもいいけど必ず10A程度のヒューズを間に入れましょう。

 

 

その後については以下の記事でまとめています。