光学ドライブのないノートPC(Windows7)にCentOSをデュアルブートで入れるのは結構大変。
今回はUSBメモリ(256MBあればOK)を使ったノートPC(Windows7)へのCentOS6.5のネットワークインストール(デュアルブート)をやってみました。備忘録です。

1. まず、USBメモリを使ったインストール方法の用意は以下に従います。


違う点は、まずインストールするOSがScientific LinuxではなくCentOS 6.5です。
ブート用isoファイルは以下のものを使いました。



また、URL setupのサイトは



です。

2.  1.でCentOSのインストーラが起動したら、Windows7へのCentOS6.5のデュアルブート
インストール以下のやり方に従います。


<注意事項>
・Windows7のパーティションをいじらないように気をつけてください。
・パーティションの設定の際に、USBメモリにもチェックが入りっぱなしだと、
 その後の実行の際に エラーでインストーラが終了してしまいます。

私はdevelopment workstationだったかな。開発環境の全部インストールしました。

3. Linux のインストールが終わったらUSBメモリを抜いてリブート.この時点ではまだ
Windows 7 しか起動しません。

マルチブートを実現するために EasyBCD を利用しました。


しかし、CentOSのインストールの際、USBメモリでブートしているため、
USBメモリを挿していないとCentOSが起動しない。
# BIOSでUSBメモリからブートにした場合はCentOSは起動しましたが、
# Windows7のブートローダでCentOSを指定しても起動しません。

どうもUSBメモリでブートしてCentOSをインストールしたので、
grub.confに書かれているHDDの順番がおかしいので、以下のように修正。

・/boot/grub/grub.conf の boot (hda1,2) の記述をすべて boot (hda0,2) に修正。
つまり、USBメモリがhda0で、HDDがhda1になっていた。USBメモリを挿さない時は、HDDがhda0になる。

しかし、これでも起動しない。どうもEasyBCDで設定したものもおかしいようだ。
EasyBSDのgrub.conf(HDDの中のgrub.confではない)の中身がBoot (hda-1,-1)となっている。

そこで、EasyBCDの設定で、boot (hda0,2)になるように、適当にパラメータをいじって
やってみたら次のようにやるとうまくいくことがwかった。

・EasyBCDでの追加の際、legacy grubでpartitionを/sda1し、Copyなんたらにチェックを入れて、追加する。

/bootのパーティションは/dev/hda3なので、/dev/hda3を指定するのかなと思ったのだけれども、
cドライブのパーティション(/dev/hda1)を指定するとboot (hda0,2)になり、
うまくいくんだよなあ。不思議だ。

まあ、動くからよしとして、これでどちらも起動するようになった。