rihchanさんとの約束 | 腹膜がん腹膜播種〜心はともに〜

腹膜がん腹膜播種〜心はともに〜

51歳の2015年3月腹膜がん(漿液性腺癌 ステージ4腹膜播種あり)発覚。しっかり癌と向き合って苦しい治療の中でも輝きを失わず、人生を楽しんでいこう!経過観察・無治療6年4ヶ月後、2022年11月再発。また治療を乗り越えて寛解目指して前に進もう。


2023年11月12日
rihchanさんが天国へ旅立ちました。



11月1日

伊勢神宮に参拝し、赤福をお送りしました。

2つ食べられたと4日にLINEをもらった時は

とても嬉しかった、そのやり取りが最後に

なってしまうなどと、わたしは想像もして

いませんでした。





はじめてお会いしたのは、2023年

桜が咲く季節、奈良の薬師寺で

お写経してランチして時間の許す限り

いや時間を忘れ、いろんなお話をしました。



この「般若心経のこころ」と

いただいた茶器を見つめて

早朝

ご主人からお電話をいただいたあと

一日中ぼんやりしたり

涙が止まらなかったり。





2度目にお会いしたのは緩和病棟でした。

お花が大好きなことはブログから

伝わってきて、あの日もとても喜んで

くれたこと…つい最近のことのようです。





2018年11月
卵巣がん 漿液性ステージII 発覚

はじめてのブログ投稿されたのが
2019年1月26日

わたしの作るオオヨモギ茶を
2021年8月に購入してくださり
それからのお付き合いとなりました。

2023年4月19日
LINEでやり取りしていた時

「minminさんにお願いがあります。
まだまだ先になるとこを願いますが
もしも、私が亡くなったら、
その時、主人からminminさんに
連絡させてもらっていいですか?

そして
minminさんのブログで私の死を
伝えてもらえないでしょうか?
私のブロ友さんはほぼminminさんの
ブログを見られています。

だからminminさんと私が会えた事を
自分の事のように喜んでくれた方々に
minminさんから伝えてもらいたいなと
勝手に思ってしまってます。

ブログは身内には伝えてないし
最後に身内に閉じてもらうつもりに
しておらず、全部消してしまおうかな
と思ってるところです」(抜粋です)






わたしなんかで良いのか…
と、随分考えました。

因みに
お願いだからブログは残して欲しいと
お伝えしました(読み返したいからと)


大切なことはrihchanさんのお気持ち。


わたしは、なるべくずっとずっと
投稿しなくて済むことを心から願い
快諾したのでした。



こんな日が
こんなに早く
やってくるなんて



2023年11月13日19時〜
奈良の葬儀場で通夜式があると
ご主人から連絡いただきました。
今夜、行ってまいります。
(11月14日、告別式はご家族のみ)

ご主人から送っていただきました。











たくさんの仲間が天国へ旅立ち

親しくなって間もない友を
また、見送ることになりました。





どんな女の子だったのだろう
どんな青春時代だったのかな


初恋も
就職も
恋愛も
結婚も
出産も


もっともっと知りたかったな


闘病している時だって
あんなに素敵なんだから


輝いていて
喜怒哀楽がドラマのようにキラキラして
美しい毎日だったのだろうと思う


人柄は、あんなに気遣いのできる人には
なかなか出会うことがないように思った
だから…ふっと、いろんなことに
苦労が多かったのかな、などと勝手に
想像していたら、案外あっさりと
過去の辛い出来事を話してくれたりもした

サッパリとした性格が魅力的で
時折、辛口なところも惹きつけられ
意思のしっかりした所が
わたしは、特に好きでした


感性が豊かで
興味の幅が広く
とっても物知り
優しくてステキでおしゃれなママ
子供たちが大好きなママ




がんじゃなくとも
きっと気が合ったに違いないと
感じてくれていたら嬉しいな
わたしは、そう信じています!







どんなに
寛解して生きたかっただろう…

ベットの上で、どんなにか
子供たちの成長を想像しただろうか…


それを想うと、胸が張り裂けそうな
悔しさと
寂しさと
悲しみが
襲ってきます


みなさんも、きっと同じ気持ちですよね。



生きている
わたしたちには
今を精一杯生きること
それが一番大切






まだまだ
お別れの言葉には程遠いので
何度も何度も思い出して
命の続く限り
rihchanさんのこと
投稿させていただけたらと思います。


みなさんの想い、rihchanさんに
きっと届くと思うので
コメントお待ちしています。



心はともに