誰しも人生に1回は
「どん底...」って経験をしたことが
あると思います。
わたしのどん底は
いくつかあるけど
一番は20代中盤
社会人2年目のとき。
仕事のトラブルで
周りに相談もできず
無価値観でいっぱいになり
朝から涙が止まらない状態でした。
心が全く動かなくて
何が好きで、何が嫌いかが
わからなくなってしまったんです。
その時のわたしは
めっちゃめちゃ真面目で。
会社で嫌なことがあっても
「これはちょっとどうなの?」
って思うことがあっても
特に愚痴も言わず
周りではなく自分の問題だ、
と思って一人で抱え込みました。
「嫌い」とか「ネガティブ」な感情を
持つことを悪いことのように捉えていて
なるべく吐き出さないように
していたんです。
でもそうしていると
可もなく不可もなく...という状態に
なって
上っ面な言葉しか出てこなくなるし
「好き」もわからなくなるんですよね。
可もなく不可もなくって
無駄に心を動かさなくていいから
疲れないし、楽だけど
いつの間にか
自分を見失って迷子になっちゃう。
すごーく無機質な人間でした。
「嫌い」という感情も
大切な感情のひとつ。
「嫌い」があるから
「好き」が明確になりますし。
もしあなたが
自分の好きなことを見つけたいのであれば
「嫌い」から見つけてみるのも
おすすめです。