7月6日
1965年の録音、コルトレーンの「クルセママ」
店内でFM放送を流してますと、お客さんから、店の雰囲気にそぐわないという苦情をよくいただきます。今日は、かなり厳しい口調で叱られました。
そこで、お詫びにこの一枚をかけました。
当時の多くのリスナーやミュージシャンはコルトレーンにジャズの未来を託しました。が、否定的な聴き手も少なくありませんでした。いわく、「難しすぎて理解できない!」
60年代に入ってコルトレーンは奇妙な世界に行ってしまった。「写真のように正確な模写の絵が欲しければ、ピカソを買ってはいけない。ポピュラーソングを聴きたければ、コルトレーンを聴いてはいけない」
このアルバムは40歳という若さで死んだコルトレーン晩年の作品です。
FM放送の俗っぽさとの差が激しい。マンネリ化へのカンフル剤です。
大学生の頃なんかには、ジャズ喫茶で大音量で流れているこのアルバムを、わかっているようなふりをして聴いてましたが、正直なところ、僕にとってはうるさいだけの耳障りで奇妙な音楽らしきものでした。もちろん、今でもコルトレーンがどんな思いで演奏してたかなんてわかるわけもないし、わかろうという気もありませんが、聴くたびごとに、その時、自分なりに何か閃くものがあればと期待できる心地の良い一枚です。
商品案内
60年代ラッセルサザンのTシャツです。
少々太め、柔らかいコットン生地です。
60年代以前のビンテージTシャツはコットンの質感、着心地、そして見た目の雰囲気、全て格段です。
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MONROE WALK
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