生き物と暮らす醍醐味 | 徒然もの想い

徒然もの想い

人生は一度きり!!

最期に人生振り返ったら「あー楽しんだ!!」って思える時間をいっぱい刻みたい。

順調に加齢中。

イメージ 1

イメージ 2

日々一緒に過ごしているけれど、立派に成長したもんだと思います。

ロールパンに手足が生えたようだった仔達が、踏ん張ってモゾモゾ動くようになり、
覚束ない歩みから、チョコマカと走り回るようになって…、
今じゃあ立派に喉も鳴らせるし、自己主張の鳴き声も出すし、怖い物知らず。

動物は大好きだし、一緒に暮らしたいけれど今は無理という人にとっては、
画面の中で育っていくペットや、本物そっくりのオモチャのペットは有難い物ですね。

「遊んで♪」「ご飯頂戴♪」と訴えかけてきて
かまってあげればあげるだけ仲良くなれる。
どこでもいつでも好きな時に会える。
でも、やっぱり生身の生き物との生活ほど充実感は得られないでしょうねぇ。

生身の生き物との生活を経験してから
そういう作られたペットと生活をするのはいいと思うんですが、
最初からそういう世界で生き物を飼うのはワタシは怖い気がします。

「可愛いだけじゃない」「手間がかかる」ということも組み込まれていて
世話をしなければ「死」んでしまうこともあるそうですが、
やはり【 リセット 】出来る存在だという部分が引っかかっちゃうんですね。

以前も書いたように、
生身であれば排泄物の匂いや身体の汚れ、家具などへのダメージetc.に直面しますよね。
そういう事に直面して、飼い主も一緒に学習したり工夫したりする楽しさってあると思うんです。
例えば、排泄物にしても「汚い・臭い」と言ってしまったら終わり。
言ってみれば、出処がはっきりしていて、何を口にした結果出た物かもわかるし、
健康状態を見るためにも大切なものですもんね。

家具についた傷も、いつの日かワタシの寿命よりは短い一生を終えてしまった時に
「愛しい傷跡」として傍に居てくれるものになると思うんです。

悪さをしてどんなに叱られても、真っ直ぐ正面から見つめてくる目と
小さな身体に詰った弾けんばかりの元気をぶつけられると
やっぱり生身の生き物との生活は大切にしたいと思います。

ペットとの別れを経験した人は、二つに分かれると聞きます。
また新たにペットと暮らし始める人と、
辛い別れで心が張り裂けるから思い出を大事にしていく人と。
どちらも一緒に暮らしたことがある人ならわかりますよね~。

生き物と暮らす醍醐味って、
喜怒哀楽の凝縮版みたいなものじゃないのかなぁ。

【 リセット 】出来るペットを頭ごなしに否定する気はないので、
いつの日か、ワタシも自分の年齢や生活などに照らし合わせて
そういうペットと暮らす日が来るかもしれません。
でも、その時まで、出来る限り生身の生き物との生活を続けたいと思います。



写真は、アトムかぁさんと片時も離れていられなかった頃の雷神と
独り立ち(笑)出来た雷神です。