8月の七夕 | 徒然もの想い

徒然もの想い

人生は一度きり!!

最期に人生振り返ったら「あー楽しんだ!!」って思える時間をいっぱい刻みたい。

順調に加齢中。

七夕と言えば7月7日だと思って、去年までずーっと生きてきました。

ですが、ここ北海道は8月7日が七夕なんですね。
そんなことは露知らず、去年は「その瞬間」を迎えました。

夕方から、近所の子供たちが浴衣で集まっていて、「どっかのお祭りに行くんだなぁ、可愛い」
と思っていたわけですが、暫くしても移動する様子もない。
それ以上特に気にもせずに夕食を食べ始めたところ、玄関チャイムが鳴る。

玄関に行くと、なにやら歌声がするんですね。
たしか
♪ろぅそく出~せ~ 出~せ~よ 出~さ~ないと かっちゃくぞ♪
こんなだったような気がします。(違ってたらご勘弁を)

その時に家人に言われたのが「あ、七夕だ。何かあげるお菓子ない?」というような。

そうなんですよね、
ご近所の子供達が家々を回ってくるんです。
玄関でそうして歌を歌って、
本来はロウソクなんでしょうけど、今ではお菓子をもらうのがほとんどなんだそうです。

そりゃもう、可愛いですよ。
知らなかった私は、ものすごく新鮮な驚きでしたし、
そうやってご近所を訪ねるっていう、とってもあたたかいものを感じました。
(昨今、物騒だし、もちろん大人が一人ついてはいますが)
すかさず、その後メールや手紙で友人等にふれまわりました(笑)


大体、子供の頃でこそ、♪さ~さ~の葉さぁらさらぁ♪と言う調子で、
折り紙の短冊やら飾りを作って・・・ということもありましたが、
大きくなるにつれて、それもしないでしょう?

「織姫様と彦星様が・・・」も、小さい頃は何だかとってもロマンチックだったものの、
大きくなってくると「そだね、うん、知ってるその話」くらいになりませんか?

まして、関東の七夕の頃は綺麗な夜空が見えるという天候じゃないし、
曇っていずとも、夜も明々と電気がついている場所じゃ、「天の川」なんて見えません。
プラネタリウムや、高層ビルのエレベーターの天井くらいでしかお目にかかれない。

しかし、ここ、北海道は違いますねぇ。
流石に、街中で天の川は難しいでしょうけれど、ちょっと車を走らせれば、
普段でさえ、驚くほどの数の星が見て取れます。

北海道の素晴らしさは沢山あれど、
住んでいないと経験できないことの一つが、この8月の七夕です。
今年も、その七夕がすぐそこまできています。
可愛い歌声を聞かせてくれる子供たちに喜んでもらえるよう、
ちゃんとお菓子を用意しましたよ。