現在(2023年9月)三鷹の森ジブリ美術館の企画展「未来少年コナン展ー漫画映画の魅力にせまる!ー」(2023年11月5日まで)

をやっているのですが、数か月前に行った

『未来少年コナン展/特別企画〈熱きコナンファンよ集え!〉』2023年4月4日午後の部に行った時の事を遅くなりましたが

レポートしました。※当日撮影したものは、全てSNSなどでの使用を許可されています。普段の創作ではなく、当方の携わったクライアント案件系です。

 

“未来少年コナン”は、40年以上前にテレビ放送された宮崎駿監督の最初のテレビ用の演出作品です。書きたいことか多い事と、時間の関係上、ひとまず少しの文章と画像のみです。

後から少しずつ文章を付け足していきます。

当方の前に座っているのは、有名な竹谷さんですね。

 

コアなお話が終わると、企画展示の散策タイムでした。

はじめは人が群がっていて、全く展示物が見れませんでしたが、限定でしたので、一通り見るといつの間にかほとんど誰も居なくて、ゆっくり画像を撮影出来ました。

 

展示物は、当方が20年以上一緒にやらせて頂いている有限会社HAL様が作ったものです。当方は、インダストリア(三角塔)の担当でした。

当時、宮崎監督の描いたインダストリアの断面図です。

この断面図と、本編をスクショしたものから立体用の図面を設計し、組みあげました。※色々な制約があり、この大きさ(比率)になっています(子供が見れる高さ等)。

 

この展示にあたり、9枚の展示アイデアを美術館サイドに提示させて頂きましたが、

“インダストリアの構造模型”(断面図ではなく、構造模型です)のみ採用されました。

因みに当方の提出したスケッチは高さが2mほどです。

断面図と、本編映像しかない※ので、立体(しかも、上下に圧縮し、イメージを保ちつつ、密度を出すのが、ほんとに難しかったです。

展示物ですので、お客様の視点から立ち上がって見たり、作業の為に床に座ったり、中途半端な高さでの長時間の作業はきつかったです。よく見ると、中心付近から、有機的な線がいくつか伸びています。誰も気づかないと思いましたが、これはルーケをはじめとする地下住民の反体制グループがあけた穴です。構造模型ですので、本編画面には内側からの描写しか出て来ません。ですので、あくまでも当方の想像ですが、どうしてもやりやかった部分です。

ちゃんと、中央にフライングマシーンが飛んでいます。

当時の原画です。凄い躍動感!

館内の天井ファン。安定の美しさです。

コナン愛をハガキに描いたものです。当方のもこの中にあります。

お土産はウマソウと、マスキングテープです。