お久しぶりです。じんならです。

いやーー新年あけましておめでとうございます。

私はあと数ヶ月でいよいよ社会に出ることになります。ぬくぬくした学生生活が最高すぎて社会の荒波に挑んでいける自信がありません。

 

ブログの方は気付いたらまた数か月も放置していましたね。申し訳ないです。

四回生で暇になると思ったら想像以上の忙しさでした。卒論も残っているので何とかシバきたいです。

 

さて今回は政治学について少しお話していきたいと思います。

あれ?「国家総合職の経済区分は?」と思っている方いますよね。実は法律区分以上に詳しいことを知らず、ほとんど誤った情報を教えることになりそうなので回避しました。ごめんなさい🙇

 

 

 

 

閑話休題、本題に入りましょう。

「政治学」

この学系について皆さまどのような感情を持ち合わせていますでしょうか?

 

 

 

「覚えることが多くてしんどい。」

「ミル?ミヘルス?あーーーーどっちだっけ!!」

「議会の定員なんて覚えられるわけねえだろ。」

「人名と提唱したやつの組み合わせなんだっけ?」

 

 

 

あーーーーーー聞こえます。政治学に対しての罵詈雑言が。

実際に政治学は覚えることが多いくせに細かい知識を要求されるような問題が頻発していて、受験生の頭を悩ませることが多いでしょう。私も最後まで苦労した科目の一つです。

 

 

 

 

これについての対策はただ一つです。

 

 

 

 

勉強をしまくれ。一問でも多く解いて理解しろ。以上!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、これだけだとダメですよね。このまま終了してしまうと多くの方にボコボコにされることでしょう。

 

なので自分が勉強をして覚えるのが少し楽になったなーと感じた方法を少しだけ紹介します。

ここで注意なのですが、あくまで私が楽になったと感じるものですので万人に有効なものではないです。そこはご了承ください。

 

ちなみに成績は国家総合職の短答は7/10、記述が120/200、国家一般職が4/5、都庁は感触だと8割くらいの記述でした。過去のブログでも見てね。

 

ここらへんで言及しています。

 

 

まずは参考書の紹介です。

 

はい、定番のスー過去ですね。私は金がなかったので中古のスー過去5を買いましたがそんな差はなかったです。

 

 

次は有斐閣のこの本です。こちらもメルカリでポチりました。これは本当に良かったです。分量は多いのですが、初心者にもわかりやすい説明でサクサク読み進めることができます。スー過去で分からなかった部分を補完したり、記述対策になったりと大車輪の活躍でした。

 

参考書はこれだけです。本当にこの二冊が神でした。

 

 

 

次に政治学全体を通して意識したことを紹介します。

まず学び始めでは4/7勉強法です。

簡単に言うと一週間で4回同じ章を学習しました。

いまいちわかりにくいと思うので具体例を出して紹介したいと思います。

 

1日目:一章

2日目:一章、二章

3日目:一章、二章、三章

4日目:二章、三章、四章

5日目:三章、四章、五章

6日目:四章、五章、六章

7日目:五章、六章、七章、一章

8日目:六章、七章、八章、二章

9日目:七章、八章、九章、三章

10日目:八章、九章、十章、四章

 

人間の記憶というものは曖昧で、一日経つとかなりのことを忘れてしまいます。よって三日連続で学習した方が覚えやすいんじゃあないかと思って、この勉強法をしました。そして一週間の最後にどれくらい定着しているか確認するために、もう一回勉強をする機会を設けました。個人的にこの方法は当たって、かなり効率が上がったと思います。最初の勉強量は多くなってしまいますが、慣れてくるとより短い時間で回せるようになるのでオススメです。

 

 

 

更に、音読することを意識しました。

確かに黙読だと音読に比べて進みも早いかもしれません。しかし音読では語句などをより意識するので、記憶に残りやすかったように感じます。外で勉強しているときは危ない人間に見えてしまうので、家の中などでやりましょう。

 

 

最後に語句チェックです。これは3/7勉強法に組み込んで行います。

まず三日連続の学習の最後に適当に選んだ語句を白紙の紙に殴り書きします。そして一週間の最後の定着確認の場まで開けることをせず保管しておきます。そして当日に何も見ずに、その語句の詳細や対の主張など関連するものを覚えている限り書きます。概ね合っているという場合が複数回続いたら、その章の復習を簡略化するなどの措置を行いました。これをすることで様々な語句を紐づけて覚えることを意識できたので、より深い理解ができ、正誤などで確実に選択肢を削ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

次に分野ごとで意識したことを紹介します。

私は政治学を①政治思想②統治③政治史

の三つに分けて学習していたので、その観点で説明していきたいと思います。まあほとんど言うことはないのですが。

 

①政治思想

はいでました。最初から最大の山場ですね。色々なおじさんと思想の組み合わせパズルです。

これは上記の語句チェックをかなりやりました。対立概念や関連概念を意識して覚えることに注力しました。

 

②統治

これは選挙制度や各国の統治制度、マスメディアなどですね。

この分野は生活と結びつけて学習することをオススメします。言わば具体例を生活から発見するということですね。

「これがマスメディアのプライミング効果かー。」

「あ!これはフリーライダーだ。」

「今回の選挙は比例代表選だからどの政党が有利なんだ?」

など生活でアンテナを張っておくと意外に政治学に関連したワードを発見することができます。勉強は自分と離れているように感じる分野は取っつきにくく、記憶にも定着しにくいと思います。しかし自分の生活にかかわるものなら身近に感じて定着度も上がります。同時これによってかなり楽しんで勉強することができます。もっともこの勉強法は最低限の知識が必要なので、やる方はある程度勉強してからやってみてくださいね。

 

③政治史

これは日本政治史と世界政治史です。日本史や世界史を選択していた人は比較的楽ではないかと思います。

ここで意識したのは、語句チェックと似ているかもしれませんが、点ではなく線で学習することですね。

語句だけを覚えていると、記述や不規則な問題などで太刀打ちできないと思います。一方語句が他のどのような語句と連関しているのかについて意識しながら学習を進めると、歴史の全体をうまく掴むことが出来て政治学をより深く理解することができました。何よりも単純な暗記に終始せずに、楽しんで学習することができました。

 

 

こんな感じですね。

政治学は本当に覚えることが多く大変で、際限がないように感じます。

しかし自分に合った勉強法を確立して、復習を徹底することが出来れば安定した点数を取ることができます。

 

次回は行政学で自分がやってみたことでも紹介できればと思います。

 

それでは新年から飛ばしていきましょう!